2022.07.12

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シチズンの新作のハイライトは「日本の甲冑」をイメージ!

ザ・シチズン/メカニカル 限定モデル

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カラーリングだけではなく、技術の融合によるサプライズの演出は、スポーティなデザインをいっそう引き立て、2022年の大きなトレンドになること間違いなし! 時計ジャーナリスト菅原茂氏とENGINE編集部の時計担当前田清輝が、シチズンの新作の魅力を紹介する。

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新開発機械式ムーブ第2弾は和の美意識で勝負!

新作のハイライトは、日本のシチズンと同社傘下のスイスの機械式ムーブメント製造で名高いラ・ジュー・ペレ社とが協業で作り上げた新しい自社製ムーブメント、キャリバー0200を搭載するモデルの第2弾。この「ザ・シチズン/メカニカル 限定モデル」の特徴は、日本の甲冑から想を得たソリッドなケースとダイアル、そして姫路黒桟革によるストラップだ。効果的なモノトーンの色使いによって存在感が際立ち、和の美を世界に向けて発信する。また、再始動2年目の「シリーズエイト」や200m防水ダイバーズの「プロマスター」など、機械式の新たな充実からも目が離せない。


ザ・シチズン/メカニカル 限定モデル
クロノメーター規格を超える高精度を誇るシチズン自社製自動巻きムーブメント、キャリバー0200を搭載した世界限定90本の最新モデル。面とエッジが際立つケースにブラックセラミックのベゼルを乗せ、電鋳の技術で槌目のような凹凸感を表現したブラック・ダイアルを組み合わせたそのイメージは日本の甲冑。またシボ革に漆を施した姫路黒桟革のストラップも独特。ステンレススティール、ケース直径40mm、5気圧防水。価格未定。2022年秋冬発売予定。


シチズン プロマスター メカニカル ダイバー 200m
1977年発売の「チャレンジダイバー」のデザインを継承しながら、外装とムーブメントをアップデート。オリジナルと同じ直径41mmのケースにスーパーチタニウムを用い、自動巻きムーブメントは1万6000A/mの磁気に耐える強化耐磁仕様だ。ダイバーズウォッチのISO6425規格に準拠する200m潜水防水。価格未定。8月発売予定。

菅原 
前作の「ザ・シチズン/メカニカル」はラグジュアリースポーツ寄りのイメージが強かったが、新作では和のテイストを強調したという。しかし…第一印象では、それが日本の甲冑からの着想とは想像できなかったのは自分だけか? 思い浮かんだのはアーバンシックとかスタイリッシュというワード。それも正解なのでしょうか?

前田 昨年の登場以来、時計ファンの注目を集める「ザ・シチズン/メカニカル」。新たに開発された高精度なムーブメントとミニマルなデザインが人気の理由だが、今回採用された鎚起のような仕上げのダイアルがとにかくカッコイイ! カラフルなダイアルがトレンドだが、こうした個性的なダイアル加工からも目が離せない。

文=菅原 茂/前田清輝(ENGINE編集部)

(ENGINE2022年6月号)
※価格は雑誌掲載時のものです。

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