2022.08.14

CARS

GRヤリスほど過激ではないが、フィットにスポーティ・モデル「RS」が追加される

ホンダが今秋に予定しているフィットのマイナーチェンジについて情報の一部を先行公開。合わせて公式ウェブサイトに改良版フィットのスペシャルサイトを開設した。

RSはロード・セーリングの意

最大のトピックは新機種「RS」の追加。初代シビックの高性能モデルで初めて設定されたスポーティ・モデルで、RSは「ロード・セーリング」を意味する。フィットでも先々代から設定されているスポーティ・モデルに用いられている。



スポーティなフロント・グリルを採用

エクステリアには専用デザインのフロント・グリルや前後バンパー、リア・スポイラーなどを採用。またハイブリッド・モデルの「RS・e:HEV」には、3つのドライブ・モードを切り替えるスイッチと、シフトパドル・タイプの減速セレクターを装備する。

メカニズム面ではハイブリッド・システムのモーター出力を高めるとともにスロットル・レスポンスを向上させることで、ルックスも走行性能も、RSの名に期待されるものを目指した。RSグレードは前輪駆動のみの設定だが、ほかのグレードと同じくガソリン車も用意される。

既存のモデルもデザインをはじめ、ブラッシュアップが図られる予定。SUV仕立ての「クロスター」はよりクロスオーバーらしさを強調し、「ベーシック」、「ホーム」、「リュクス」はより端正なデザインに仕立てたという。安全運転支援装置の「ホンダセンシング」は全車に標準装備される。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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