2022.08.27

CARS

「ナナサン・カレラ」50周年記念モデル 新型911GT3RSベースでアメリカのみに導入予定

ポルシェは自然吸気のフラット6を積む911GT3の最高峰となる「911GT3RS」に、アメリカのみで限定販売が予定される特別仕様車のコンセプト・モデル、「911GT3RSトリビュートtoカレラRSパッケージ」を発表した。恐らく、このままのカタチで市販化されることになるだろう。

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911カレラRS2.7へのオマージュ

911GT3RSトリビュートtoカレラRSパッケージは、1972年に登場した911初のRSモデルであるカレラRS2.7のデビュー50周年を記念したモデル。ボディ・カラーはホワイトで、ドア・ミラーやサイド・デカールなどがパイソングリーンで彩られる。この色の組み合わせは同じく白と緑を用いたカレラRS2.7へのオマージュだ。リア・ウイングの翼端板にもグリーンでRSのロゴが入る。



ホイールもグリーンで再現

鍛造アルミホイールもパイソングリーンで塗装され、リムのエッジにはホワイトのピンストライプが加えられる。ヘッドライトもホワイトの装飾リングが施される専用品だ。リア・フェンダーのエアインテークはベース車のブラックからボディ同色のホワイトに変更され、1972年型カレラRSのフラットなボディ・パネルにイメージを寄せている。

インテリアもエクステリアと同じテーマの配色で、ホワイトのパネルやグリーンのステッチを採用。シフト・セレクター後方の車名バッジも白地に緑のレタリングで、センター・アームレストにはRSのロゴがエンボス加工されている。ロールケージはグリーン、シートはハーネスを通す部分がホワイトで、サイドシル・プレートには「Tribute to Carrera RS」の文字が記される。

525ps/465Nmを発生する4.0リッター水平対向6気筒など、メカニズムに関する変更には言及されていない。発売時期なども公表されていないが、現時点ではアメリカ市場のみでの販売が検討されている模様だ。


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文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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