2022.09.05

CARS

シトロエン版のクラウン!? SUVテイストを盛り込んだシトロエンのフラッグシップ「C5・X」登場

シトロエンが現行のラインナップの中で最上級モデル、いわゆるフラッグシップとなる「C5・X」の日本導入を発表した。

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セダンとワゴンとSUVをミックス

セダンの居住性とワゴンの積載性に、SUVのような高めの地上高とデザインを組み合わせたクロスオーバー型のコンセプトを採り入れているのが大きな特徴。SUVテイストを盛り込んだセダンという観点から見るとコンセプトは新型トヨタ・クラウンと似ているかもしれない。



ボディ・サイズはクラス最大

ボディ・サイズは全長4805×全幅1865×全高1490mmで、ホイールベースは2785mm。セグメント=車格は、メルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズと同じDセグメントに属するが、サイズはそれらドイツ・プレミアム系と比べるとひと回り大きく、ひとクラス上のEセグメントとの中間くらい。205/55R19の大径タイヤを履き、最低地上高は165mmを確保している。

リア・ウインドウを寝かせたボディのフォルムは「CX」や「XM」、「C6」といったシトロエンの伝統的なフラッグシップ・セダンを思わせる。ただし、「CX」や「C6」とは異なり、C5・Xはテールゲートを備えた5ドア形式を採る。

ヘッドライトはV字を描くヘッドライトをはじめ、フロントまわりは最新のシトロエン車に共通の意匠を用いる。テールライトもそれに呼応するようにV字に点灯する。クロームのパーツをあしらうことで最上級モデルらしい風格を演出しつつ、ホイール・アーチに備わる樹脂製のクラッディング・パネルがSUVテイストを加えている。



新世代のインフォテインメントを採用

水平基調のダッシュボードの中央にはタッチ式12インチ画面を用いたシトロエンとしては初めて採用される新世代インフォテインメント・システムが備わる。約4.5m先に浮かぶように見える新型ヘッドアップ・ディスプレイも装備される。

シートは高密度ウレタンなどを使用し快適性を追求。後席は先代のC5セダンより足元の広さを66mm拡大するなど、余裕のある空間を確保した。荷室容量は545〜1640リッターで、フラットなフロアや側面形状もあって優れた積載性を備える。広く低い開口部やフロアのレールは重い荷物の積み下ろしを容易にする。



PHEVとガソリンの2タイプ

パワートレインは、180ps/250Nmの1.6リッター・ガソリン・ターボと、システム総合出力225ps/360Nmのプラグイン・ハイブリッド(PHEV)の2タイプ。なお、ディーゼルはフランス本国でも設定がない。トランスミッションは8段ATで、PHEVにはトルクコンバーターに代えて湿式多板クラッチを使用する電動対応型が搭載される。いずれも前輪駆動のみ。PHEVのEV走行可能距離はWLTCモードで65kmだという。

サスペンションは、ガソリン車がダンパー内に主ダンパーとは特性の異なる2つ目のダンパーを組み込んだシトロエン独自のダンパー・システム、「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」(PHC)を採用。PHEVには、電子制御でこのダンパーの減衰力を可変させる「アドバンスドコンフォート・サスペンションシステム」を初搭載した。4モード切り替え式で、PHCが目指した快適な乗り心地をより向上させる。



価格は484万円~

グレードは、ガソリン車がベース・モデルの「シャイン」と、開閉式ガラスルーフや静粛性を高める複層ガラスなどを追加した「シャインパック」の2タイプで、PHEVは上級グレードのシャインパックのみのモノグレード。ただし、ガソリン仕様のシャインパックよりもさらなる装備の充実が図られている。ボディ・カラーは、ブラック系、ホワイト系、ブルー系、グレー系の4色を用意する。

価格はガソリンのシャインが484万円、シャインパックが530万円、PHEVのシャインパックが636万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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