2022.09.19

CARS

FF最速の走りを支える新型シビック・タイプRの運転環境を考察する

プロトタイプでのアタックながらすでに鈴鹿サーキットで前輪駆動車の最速タイムを記録するなど、歴代モデル同様、前輪駆動最速モデルを名乗るに相応しい速さを有していると思われる新型ホンダ・シビック・タイプR。クルマが持つ高い能力をドライバーが存分に引き出せるために、運転環境にもかなりの配慮が施されている。

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フロント・シートはタイプR専用設計

インテリアはタイプRの圧倒的な性能を演出するために真っ赤な色調が採用されたシートとカーペットを除き、反射を抑える偏光塗装などを用いた黒基調にすることで運転に集中できる環境を構築。フロント・シートはシビック5ドアのボディ・スタビライジング・シートをベースに専用品を開発した。



疲れにくく、運転操作に集中できる

上腕や骨盤、肢の姿勢保持を目的に、骨格とシートパッドの形状や硬度、素材を決定。上下Gを受けた際の腰のずれにくさや転舵時の上腕サポート性向上などを図りつつ、さまざまな体型を支える形状にすることで、長時間運転での疲れにくく安定した運転操作ができるようにした。同時に軽量化も実現。また、リア・シートにはスエード調素材を使用することで後席乗員のホールド性も高めた。

先代で採用されたデータ表示・記録デバイスの「ホンダ・ログR」も機能を向上。「見る・知る」、「気づき・向上する」、「分かち合う」の各テーマに応じた多様な項目を用意する。



走行データを活用

「見る・知る」を担うパフォーマンスモニター機能は各種走行データを可視化。水温、油温、油圧、ブースト圧などの12項目から6つを選択できる計器表示、Gメーターと各タイヤの最大摩擦力を算出するタイヤ摩擦円や車両の動きと傾きを立体的なCGで再現する3Dモーション表示の3モードを設定。3Dモーションの車体CGは実車と同じボディ・カラーに変更することが可能だ。

「気づき・向上する」にあたるのがスコアリング機能。加速、減速、旋回、直進、複合の5項目を採点するオートスコア機能、ラップタイムを記録するデータログ機能、自車の過去と現在のサーキット走行データを比較できるVSモードを備える。また、国内13箇所のJAF及びFIA公認サーキットの所在地が記憶され、GPSで測位によりコース内では速度リミッターが解除される。

走行データはサーバーにアップされ、専用アプリを介してスマートフォンで閲覧可能。これをSNSなどで、他者と「分かち合う」ことも楽しめる。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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