2022.10.04

CARS

DS4、DS7に続き、DS3も衣替え ポイントは精悍な顔とEVの性能向上

DSがエントリー・モデルの「DS3クロスバック」のマイナーチェンジを実施。同時に、車名からクロスバックを取り除き、「DS3」へと改めた。

advertisement


パリ・ファッション・ウィークに合わせてデビュー

パリ・ファッション・ウィークのレディース・プレタポルテ2023年春夏コレクションの開幕と合わせて登場したDS3はディーバ・レッドと銘打たれた新色で彩られていた。



精悍になったフロント・フェイス

エクステリアはヘッドライトやグリル、デイタイムライトのデザインを変更。バンパー内のエア・インテークやフロント・スポイラーの形状を見直すことで空力性能を高めている。リアは左右のライトを繋ぐようにグロスブラックのストリップが装着された。ホイールは17インチと18インチ、ボディ・カラーは7色展開となる。

パワートレインで注目すべきは「Eテンス」と呼ばれる電気自動車(EV)仕様だ。従来型では136ps/260Nmのモーターと50kWhのリチウムイオン・バッテリーだったが、新型は156ps/260Nmを発生する新開発のモーターと54kWhのバッテリーへと変更。ハイブリッド同期モーター(HSM)と呼ばれる新しいモーターはDSが参戦し、好成績を収めているフォーミュラEでの経験が生きているという。



EVの航続距離が20%向上

航続距離はWLTP値で402km、街乗りのみなら500kmを超えるという。従来型が320km(日本仕様はJC08モード値で398km)だったので20%以上という大幅な向上を果たしている。充電性能は100kWの直流急速で0〜80%が25分、11kWの交流による通常充電では0〜100%が5時間だ。

このほか内燃エンジン・モデルも用意。1.2リッター直3ガソリン・ターボは100ps+6段MTと130ps+8段AT、1.5リッター直4ディーゼル・ターボは130ps+8段ATとなっている。

欧州での価格はエンジン車が3万100ユーロ(約424万円)から、Eテンスが4万1700ユーロ(約588万円)からとなっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement