アストン・マーティン・ヴァンティッジF1エディション
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100年に一度の大変革期だからこそ、いま目の前にあるスポーツカーを味わい尽くしたい! クルマ好きなら、やっぱりスポーツカーに乗りたい! 軽量級に続いて「スポーツカー愛を叫ぶ」シリーズの第二弾。最高出力500ps以上! ポルシェ718ケイマンGT4RS、ポルシェ911GT3、アストン・マーティン・ヴァンティッジF1エディション、マセラティMC20、シボレー・コルベットの重量級5台に、モータージャーナリストの島下泰久、渡辺敏史と、エンジン編集部の村上と荒井が試乗して、愛を叫ぶ。プロローグとポルシェ718ケイマンGT4RS、911GT3に続く続篇その3は、アストン・マーティン・ヴァンティッジF1エディションを取り上げる。◆【プロローグ】から先に読む場合はコチラから!見た目はどんどんレーシーになっている?荒井 3台目はFRスポーツ。アストン・マーティン・ヴァンティッジF1エディションです。島下 F1エディションって何が違うんでしたっけ?
荒井 4リッターV8ツインターボの最高出力が25psアップして、535psに! シャシーはステアリングと足回りを改良強化、巨大なリア・ウィングなどによるエアロダイナミクスの改善等、一通り手が入っている感じです。渡辺 今回はF1日本グランプリで展示するために、派手なフィルムが貼られていました。見た目はすごかったけど、やっぱりGT側のことは忘れていないんだなと思った。軸足はストリート側にあると。村上 見た目はどんどんレーシーになっているのに、最初のモデルよりずっと熟成されて、GT的にも良くなっているよね。荒井 AMGのV8がコルベットに比べてガサツな感じがするのと、ボディが上下にユサユサ動くせいで、まだまだ荒っぽいなあと思った。渡辺 いやいや、初代から比べたらすごく良くなってます。最初は火が通ってない料理みたいだった。村上 そう。いい感じのミディアム・レアぐらいになってきた。今日乗ったら気持ち良かった。渡辺 箱根ターンパイクで楽しめる濃度は今日の5台のなかで1番かも。島下 出たときの印象とは変わってきましたよね。洗練されてきた。外観がこれだけ変わったいまのヴァンティッジは、アストン・マーティンがこれまでと違うことをやろうとした表れだと思うんです。でも、あまり変わらなくていいんじゃないかというところに中身は収斂されてきた。走りもフォーカスがちゃんとしてきた感じです。荒井 オーナーが代わってF1とか言い出したから、アストンどうした? という人もいただろうね。島下 でも、クルマとしてはすごく良くなっている。あの羽根をつけてもいいほどの中身になった。渡辺 リアの座りは良くなりました。あの羽根は効いていると思う。
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