2022.11.26

CARS

ホンダZR-VのインテリアはセダンらしさとSUVの使い勝手を兼ね備える

トヨタ・ハリアー、RAV4、日産エクストレイル、三菱アウトランダーの対抗馬として投入されたホンダの新しいSUV、「ZR-V」を部分的にクローズアップし、深掘り。第2弾はインテリアやパッケージングについて解説する。

水平基調のダッシュボード

ZR-Vの室内は「水平」、「垂直」、「左右対称」を感じさせる構成を基本にしている。ダッシュボードは新型シビックなどと共通する水平基調を採用。エアコンの送風口をハニカムメッシュで覆うのもシビックに見られた構造だ。スムーズ・レザーと合成皮革のプライムスムースを設定するステアリング・ホイールには剛性と操作フィールを高める金属製変速パドルを装備する。シフト・セレクターはガソリン車がストレート・タイプのレバー式、ハイブリッド車はホンダeやNSXのようなスイッチ式を採用している。



運転しやすさに配慮

また、運転席からの視界にもこだわっている。クルマの挙動変化をつかみやすくするために水平基調ダッシュボードやスクエアなフロント・ウインドウを採用。また、ダッシュボードの上部やベルトラインに視界の障害になるようなデザインを排除することで視線移動の流れを乱したり切ったりし難いような配慮も施されている。

パッケージングは高いアイポイントとセダン的な乗車姿勢の両立を意図して構築した。190mmという高い最低地上高により乗員の視点をアップ。また座面とフロアの高低差を少なくすることで前方へ脚を伸ばした座り方をさせる。これにより頭上空間の余裕も生んでいる。



身体をしっかりと支えるシート

フロント・シートはシビックにも用いられるボディスタビライジングシートを採用。骨盤から腰椎までの体圧を面で受け止め、肉厚のクッションにより支持面を最適化することで、ホールド性と快適性の向上を図った。リア・シートは十分な頭上空間とサイド・ウインドウの形状を最適化することで開放感と落ち着きを両立した。

前席の間にはハイデッキ・タイプのセンターコンソールを配置し、適度な左右の区切られ感を生むとともに、スマートフォン2台が横に並べて置けるアンダー・トレーを備えるなど機能性も高めた。ドリンクホルダーとUSBポートは並列に配置し、左右乗員の動線が交差しないよう配慮している。



内装色は2色設定

内装色はブラックのほかにハイブリッド車にはマルーンも設定。マルーンのソフトパットにはボディ・カラーの光輝材に用いられるガラスパールを使ったパール調を採り入れている。

荷室容量はガソリン車が408リッター、ハイブリッド車が395リッターで、ボーズプレミアムサウンド装着車はマイナス10リッターとなる。荷室の両サイドとキャビンのドア・ポケット部には荷物の積み下ろし時や乗降時についた傷を目立ちにくくする波型の立体パターンが施されている。

ZR-V X e:HEV
ZR-V Z e:HEV

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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