2022.12.15

CARS

台数限定で販売されるGRカローラの鍛えあげられたボディとシャシーに迫る

いよいよ購入受け付けの締め切りが迫ってきた「カローラ・スポーツ」をベースにした4WDターボのスーパー・ホットハッチ「GRカローラ」。GRヤリス譲りの300ps超のエンジンと油圧多板クラッチ式の4WDの組み合わせによる強化された駆動力と速さを受け止めるために、ボディとシャシーの強化も図られている。

スポット増しや補強ブレースなどで剛性アップ

ボディはベースのカローラ・スポーツに対してスポット溶接を349点増し打ちするとともに構造用接着剤の塗布箇所を2.7m延長。さらに、床下トンネルの2か所と燃料タンク前の床下、リア・ホイールハウス間に補強ブレースを追加した。ルーフには形状自由度の高いSMC工法で成形したカーボンFRPパネルを採用するなどにより、ボディ剛性の向上と軽量化、低重心化を図った。



サスペンションはピロボール化

サスペンションはフロントがストラット式、リアがダブルウィッシュボーン式。「GA-Cワイド」と呼ばれるコンパクト・カー用コンポーネンツのワイド版をベースに、ブッシュをピロボール化するとともにスプリングとダンパー、アライメントを最適化。前後トレッドは前1590mm、後1620mmで、カローラ・スポーツに対して前を60mm、後ろを90mm拡幅している。

エクステリアについてはワイド・フェンダーをはじめ、多数の変更が加えられているが、ドレスアップのためだけのデザイン変更や追加パーツはなく、すべて機能性を追求したものとなっている。フロント・グリルはラジエーター形状に合わせて広く取られ、フォグライトとサブのエアダクトは中央部のエア・フローを妨げないよう両端へ配置。また、ボンネットには排熱ダクトが設けられた。



空力にも配慮

フロントのロア・グリル下部とコーナーのサイド・ポンツーン、リアの後端を切り落としたようなフェンダー、ディフューザー形状のバンパー下部は空力性能を高めるための造形を採用。中央部分を高くしたアンダー・スポイラーは床下の整流に効果を発揮する。

ボディ・カラーは5色。GRヤリスにも設定された2種類の白と黒、赤の4色にガンメタ系のプレシャスメタルが加えられている。



モリゾウエディションはさらに上を行く

限定車のモリゾウエディションでは標準モデルに対してさらなる変更が実施されている。ダンパーはモノチューブ・タイプとなり、フロントは倒立式に変更。ボディは構造用接着剤の塗布範囲が3.3mに増やされ、ボディ補強ブレースやブレーキ冷却ダクトも追加される。BBS製ホイールのサイズは標準モデルと同じ18×8.5JだがTGRのロゴ入りとなり、タイヤはサイズを通常モデルの235/40R18から245/40ZR18へと幅を10mmワイド化。さらに銘柄がヨコハマ・アドバン・アペックスV601からミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2コネクトになる。塗装色は専用のマットスティールとプレシャスメタルの2色を設定。フロント・ウインドウにはモリゾウのサインが記される。



申し込み期間限定の抽選販売

購入の申し込みは、GRカローラはトヨタ公式ウェブサイトの専用ページで12月19日の午前8時59分まで受け付け、当選者へは2023年1月13日に連絡。納車は来春以降に順次行われる予定だ。なお、今後は生産状況に応じて、追加販売を検討するという。

また、GRカローラ・モリゾウエディションはGRガレージ(中古車専門店の袋井店を除く)店頭でのみ12月18日まで受け付けが行われ、応募者多数の場合は抽選となる。当選者へは来年1月6日に連絡され、納車は来春以降、順次行われる予定だ。

価格はGRカローラが525万円、GRカローラ・モリゾウエディションが715万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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