2023.02.24

CARS

ディーゼル、黒バンパー、ボディ拡大、運転支援、ルノー・カングーの新型はここが進化した

2020年11月にフランスで発表され、日本への早期導入が切望されていたルノー・カングーの新型の販売が開始される。

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ベルランゴ、リフターと勝負

新型で3代目となるルノーの小型商用車及びそれをベースにした乗用モデル。日本市場には初代から乗用仕様のみが導入され、歴代に亘って人気を博している。ライバルはシトロエン・ベルランゴとプジョー・リフターだ。



乗用車らしさがアップ

新型のスタイリングはカングーらしい背の高い箱形のフォルムにC字型デイタイム・ライトなどルノーの最新モデルに共通のデザイン要素を盛り込んでいる。ただし、Aピラーおよびフロント・ウインドウを寝かせ、Bピラー及びCピラーを黒色にすることで、乗用車らしさがより強まった。また、フロント・ウインドウを寝かせ、フロント・バンパー両端にエア・ディフレクターを装備するなど空気抵抗の低減が図られている。バンパーはボディ同色のほかに限定車などで人気が高かった無塗装の黒がカタログ・モデルに設定された。

キャビンは2列5人乗り。リア・シートは従来モデル同様、表面の形状は3座独立タイプで6:4の2分割で可倒できる。フロント・シートはこれまでよりも大型化した。水平基調のダッシュボードには8インチのディスプレイを標準装備。メーターは7インチ液晶のデジタル式と4.2インチ画面付きのアナログがグレードによって使い分けられる。

各種スイッチを配した本革巻ステアリング・ホイールや各部のクローム装飾などにより、質感も向上。防音材はダッシュボードに3層構造のものを採用したほか、エンジン・ルームや前後サイド・ドアにも追加し、さらにウインドウ・ガラスの厚みを増したことで静粛性も高めている。



全長が21cm拡大

荷室容量は、5名乗車の通常時が775リッター、後席シートを倒した最大時で2800リッター。先代より115〜132リッター拡大した。荷室床面長は通常時がプラス100mmの1020mm、後席を倒した時が80mm長い1880mmだ。バックドアは好評の左右開きタイプで、約90度でかかるロックを外すと、約180度まで開放できる。ちなみに、ダブルバック・ドアとブラック・バンパーを組み合わせたモデルは日本仕様専用となる。

ボディ・サイズは全長4490mm×全幅1860mm×全高1810mmで、先代比で全長は210mm、全幅は30mmの拡大。ホイールベースは15mm伸び、2715mmとなった。



ディーゼルを通常販売

パワートレインは2種類。131ps/240Nmの1.3リッター直4ガソリン・ターボと116ps/270Nmの1.5リッター直4ディーゼル・ターボをラインナップし、トランスミッションはいずれもデュアルクラッチ式7段自動MT(DCT)を組み合わせる。車両重量はガソリン車が1560kg、ディーゼル車が1650kgだ。

プラットフォームはルノー、日産、三菱アライアンスのミドル・クラス向け最新バージョンである「CMF-C/D」をベースに、専用開発の補強パーツを追加し、リア・サスペンションにトーションビーム式を採り入れたものを用いている。ステアリング・レシオの見直しでハンドリング向上を図ったほか、剛性や操縦安定性、積載性など全方位で性能向上を実現した。



運転支援も充実

日本仕様ではルノー初導入となるエマージェンシー・レーンキープ・アシストやブラインドスポット・インターベンションなど運転支援システムも充実。ブレーキの改良や安全装備の拡充など、安全性能もアクティブ及びパッシブ双方で拡充されている。

販売開始は3月2日。発売記念の特別仕様車であるプルミエール・エディションをガソリンとディーゼルともに用意するほか、カタログ・モデルはガソリン車3機種、ディーゼル車2機種の全5グレードを設定する。

価格は384〜424.5万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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