2023.06.03

CARS

「ただの移動がカンナム・スパイダーだとアトラクションになる!」 ガダルカナル・タカさんと橋本志穂さんが夫婦で一緒に楽しむ三輪生活 ほんと仲が良すぎます!!

カンナム・スパイダーを楽しむガダルカナル・タカさん&橋本志穂さん夫妻

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ひとり旅を楽しむ

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愛犬に対する気持ちの整理もカンナム・スパイダーのおかげで少しついたのかもしれない。運転の練習を2週間も続けると、志穂さんはひとりでドライブに行きたいと言うようになった。

「軽井沢に犬のために買った別荘があるんです。犬が亡くなってからはすっかり行かなくなって。別荘仲間にやはりカンナム・スパイダーを持っている方がいるので、これに乗って会いに行くことにしたんです」



一般道で軽井沢を目指した志穂さん。時間はかかったが楽しいことがたくさんあった。

「秋だったので、曼珠沙華がバーッと咲いている田舎道があったり、稲穂が黄金色に輝いていたり。素敵な風景をバックにカンナム・スパイダーの写真をたくさん撮りました」

風を感じながら走り、その土地の香りや鳥のさえずりなどを直接体感することが楽しかったのだろう。以来、志穂さんは趣味のフルートを持って、カンナム・スパイダーで旅することが多くなった。



ファッションとして楽しむ

カンナム・スパイダーの魅力をタカさんに聞いた。

「オープンカーとオートバイの中間というんでしょうかね。バイクのように直接風を感じることが出来る。それはオープンカーなんかとは全然違う気持ち良さです。一方でバイクより安定していて安心感がある。気持ち良さと安全性のバランスがちょうどいいのが、カンナム・スパイダーの魅力だと思います」

志穂さんはファッションだと言う。

「私はカンナム・スパイダーに乗っている自分にシビレてます。バットマンカーみたいなモノに乗っている自分ってすごくない? みたいな(笑)。キャットウーマンみたいなウェアをネットで買ったりして、カンナム・スパイダーをファッションとして楽しんでます。ヘルメットもたくさん買いました」



カンナム・スパイダーが来てから、夫婦で出かけることが多くなった。

「タンデムで三浦半島へ行って、美味しいものを食べて帰ってくるとか。もちろん、クルマでも出来るんですけど、クルマだと休日に出かける気分になれなくてね」とタカさん。

志穂さんはあまりクルマに興味がないのでなおさらだ。

「クルマだとただの移動になっちゃうんです。でも、カンナム・スパイダーだと移動自体がアトラクション。ライダーたちとすれ違いざまに手を上げたりするのも、すごく楽しい。クルマだったらそんなことしないじゃないですか」

志穂さんは、ホイールカバーにデカールを貼ったり、ウィンカーに連動する照明を付けたりと、いまや自分の手でカスタムするほど、カンナム・スパイダーにハマッている。

そんな志穂さんを見ているのが、タカさんは本当に嬉しいのだと思う。

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文=荒井寿彦(ENGINE編集部) 写真=茂呂幸正



(ENGINE2023年5月号)

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