2023.06.01

CARS

BMW5シリーズが8代目に進化 新型メルセデスEクラスと真っ向勝負を挑む

メルセデス・ベンツEクラスの全面変更に呼応するかのように、最大のライバルであるBMW5シリーズもフルモデルチェンジで新型へと生まれ変わった。

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EVを同一モデル内に設定

5シリーズは1972年に登場した初代から数えて新型で8世代目。内外装を一新したほか、シリーズ初の電気自動車「i5」を設定したのが大きなトピックのひとつだ。



シンプルな面構成

エクステリアは直線的なフォルムで、面の構成はシンプル。トランク・リッドは尻下がりで、テールエンドには「iX」を思わせるスリムでスクエアなテールライトが備わる。ヘッドライトは歴代モデル同様に4灯を踏襲するが、「X1」などの最新モデルに通じる直線的な形状となる。キドニー・グリルは新型7シリーズのようなビッグサイズではないものの、イルミネーションを組み込んだアイコニック・グロウが用意される。

ボディ・サイズは全長×全幅×全高=5060×1900×1515mm、ホイールベースは2995mmで、先代と比べると、全長が97mm、全幅が32mm、全高が36mm、ホイールベースが20mmそれぞれ拡大。全長は遂に5mの大台にのった。ボディ・サイズの拡大はとくに後席居住性を高めるためだという。荷室容積はエンジン車が520リッター、BEVのi5が490リッターだ。



新形状のステアリング・ホイール

インテリアのデザインも直線基調。ほかの最新のBMWモデル同様、12.3インチのメーター画面と14.9インチのセンター画面を一体化したカーブドディスプレイを備え、センター画面下にエアコンとハザード灯のタッチパネルを設置。センターコンソール前部に備わる「iドライブコントローラー」をはじめ、機械式のスイッチはいくつか残るものの、その数はかなり削減された。

ステアリング・ホイールは下面が直線的なフラットボトム・タイプの新型で、スポーク部分には触覚フィードバック式の操作パネルを装備。標準仕様は2スポーク、M仕様は3スポークとなる。現行7シリーズで初導入した、ダッシュボードからドアパネルまで続くクリスタルパネルにバックライトを仕込んだ「インタラクション・バー」をオプションで設定。イルミネーション機能だけでなく、光のアニメーションでハザートの作動や電話の着信などといった情報を通知する。



i5は後輪駆動も設定

パワートレインは大きく分けて、エンジン車と電気自動車の2系統。エンジン車はすべて8段AT+48Vマイルド・ハイブリッド仕様で、新世代ユニットを採用するガソリン車が2.0リッター直4ターボの「520i」、「530i」と、3.0リッター直6ターボを積む「540i」、ディーゼル車が2.0リッター直4ターボの「520d」。さらにガソリン・ベースのプラグイン・ハイブリッド(PHEV)である「530e」と「550e」も投入される。

また、5シリーズ初の電気自動車となる「i5」には2タイプを設定。後輪駆動の「eドライブ40」は313~340ps/400~430Nmを発生し、0-100km/h加速は6.0秒、WLTP値の航続距離は497〜582km。上位グレードの「M60 xドライブ」は前後各1基のモーターを積み、517〜601ps/795〜820Nmで0-100km/h加速は3.8秒をマーク。航続距離は455〜516kmになるという。

新型5シリーズの市場投入は10月以降で、まずはセダンの4気筒エンジン車とi5を発売。来春には6気筒ガソリン車とPHEV、さらにワゴン・ボディを持つ「ツーリング」が追加される予定だ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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