2023.07.08

CARS

「スーパーカーは筋斗雲」 百獣の王、武井 壮さんのわが人生のクルマのクルマ これまでに出会ったクルマの中で、もっとも印象に残っている1台とは?

武井壮さんとマセラティMC20

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元陸上競技の日本チャンピオンで、TVやラジオなどで大活躍している武井 壮さん。“百獣の王”であり続けるためのエネルギーはスーパーカーでした。

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クルマ好きの百獣の王

「ランボは感覚的に言うと風っぽい。ちょっとドライな感じがします。排気音も乾いた音だし、ステアリング・フィールも少しライトで、カッカッカとエッジが立った感じでコーナリングしていく。フェラーリは全然違います。感覚的に言うと水ですね。動きも川の流れというか、シャープでありながら、すごく滑らかなんです」



ランボルギーニとフェラーリの違いを熱く語るのは、百獣の王というニックネームで有名な武井 壮さん。

引き締まったボディ同様、口調はハッキリしていて明快だ。瞳の奥に強い意志を感じる人である。武井さんの言葉に説得力があるのは、ランボルギーニもフェラーリも自分で所有してきたからだろう。

武井さんがスーパーカーに興味を持ったのは小学生の頃だった。

「スーパーカー消しゴムやスーパーカーのミニカーを並べて遊んでいました。もちろん『サーキットの狼』も読みました。フェラーリの女豹とか、ディーノに憧れて(笑)」

フェラーリやランボルギーニってなんてカッコイイんだろう! 武井少年の頭にはスーパーカーというパワー・ワードが刷り込まれた。

MASERATI MC20マセラティが2020年に発表したミドシップのスーパースポーツ。「このフォルムがいいですよね。めちゃくちゃカッコイイ。見るだけでテンションが上がります。取材が終わったら乗ってみたいなあ」と武井さんは目を細めた。

「今日、撮影で用意してもらったマセラティMC20もすごくカッコイイですよね。こういうスタイリングが好きなんだよなあ」

武井さんは目を細めた。スーパーカー大好き少年だった頃と同じ表情なのかもしれない。

「子供の頃、スポーツのスタープレイヤーがスーパーカーに乗っているのを見たりしました。じゃあ、いつか自分もスポーツで成功しようと思って、勉強を始めたんです」

一度自分でゴールを決めたら、迷わず努力を続ける人なのだろう。野球、格闘技そして陸上へと進み、大学在学中の第81回日本陸上競技選手権大会では、十種競技で見事優勝を飾った。



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