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2023.09.08

CARS

「長く付き合えれば愛する気持ちも湧いてくる！」　いま自動車評論家が本当に欲しいクルマはこれ！　菰田潔が選んだマイホット20　1位は極上な乗り心地のドイツのあのクルマ

菰田潔

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自動車評論家41人がもう一度自分の本音と正直に向き合い、"愛"と"欲望"でいま本当に欲しいクルマ20台を選んだ！　電気自動車が当たり前のように街を走るようになった一方で、強力にEVを推進してきたヨーロッパでは内燃機関の見直しも叫ばれるようになった。いったい何が正解なのか？　どんなクルマがいいのか？　満足が得られるクルマはどれか？　自動車大変革期のいま、41人の自動車のプロたちが欲しいと思ったクルマを公表します！　自動車評論家の菰田潔さんが選んだマイホット20の1位は？

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操る愉しさを追求

いつもと同じように、クルマを操る愉しさを追求する。ファミリー・カーであってもドライバーの指示に正確な反応を示すクルマなら、長い時間運転しても疲れないし、いざというときに危険回避できる可能性が高まる。だから愉しさは安全にもつながると思っている。長く付き合うことができ、愛する気持ちも湧いてくる、そんなクルマがぼくの理想だ。

20位　トヨタ・プリウス（PHEV含む）


クラウンからの技術の流れを受けたプリウスの走りは気持ちがいい。しっかりした手応えのハンドルからは運転の愉しさを覚える。新しい次元に入った。

19位　メルセデス・ベンツCクラス（セダン&ステーションワゴン&オールテレイン）

Sクラスに負けないくらいの最先端技術を採用、剛性の高いボディを武器にハンドリング性能と快適性能をレベルアップ。後輪操舵は小回りで効く。

18位　スバルBRZ

BRZはGR86とともに水平対向エンジンの後輪駆動スポーツカーとして定着した。走りを追求した味付けをユーザーが理解したからで、限界付近まで楽しい。

17位　ランドローバー・ディフェンダー（90、110、130含む）

荒れたオフロードが得意なのはわかるが、オンロードもしっかりと走れ、高速道路も得意分野。もちろん高級嗜好の外装、内装は大きな魅力だ。

16位　日産サクラ

大本のところはeKクロスEVと同じ。これまでの軽自動車の概念を吹き飛ばすほどの高品質の走りが魅力。フロアにあるバッテリーのお蔭で乗り心地も良い。

15位　ボルボC40

羊の皮を被った狼。ドライバーの気持ちに合わせてくる加速感がいい。丁寧にスムースに走っても、鋭い加速でも自由自在についてくるから楽しい。

14位　トヨタ・クラウン・クロスオーバー

トヨタらしからぬしっかりしたステアフィールになり、ハンドリングとともに乗り心地も気持ちいいレベルに成長。日本のクルマから世界のクルマになった。

13位　スバル・ソルテラ

雪道のヘアピンカーブからの立ち上がりで、少し早めにアクセルを踏み始めたら、リヤを綺麗に流しながら立ち上がった。AWDだが後輪駆動重視だから好き。

12位　シボレー・コルベット（コンバーチブル、Z06含む）

このパワーで後2輪駆動は、都市高速のトールゲートからのアクセルの踏み込みでもドキドキする。アメ車とは思えない、五感に訴えかける走り味が魅力。

11位　マツダ・ロードスター（RF含む）

オープン2シーター・スポーツカーといえばこのクルマ。車重の軽さに加え、コーナー内側のブレーキでロールを小さくするアイディアが走りを支えている。

10位　アルピーヌA110（GT、S、R含む）

ワインディング・ロードではついついスピードが出てしまうが、ガチンとグリップするのではなく、ひらりひらりと舞うようにライントレースする走りが好き。

9位　ホンダe

RRのBEVはメリットがいっぱい。前は空いているからハンドルは大きく切れ小回り抜群、後輪駆動で力強く走れ、アンダーステア知らずの走りは楽しい。


8位　アウディeトロンGT／RS eトロンGT

BEVだから滑らかに走るのは当たり前だが、eトロンGTはアクセルのオン・オフやハンドルの切り返しなど、走り全般に継ぎ目がないスムースさがいい。

7位　BMW7シリーズ／i7

同じボディでICEとBEVの2種類になったが、BEVの走りが気持ちいい。バッテリーのお蔭で剛性が上がり振動が減り、低重心でハンドリングも抜群。

6位　メルセデスAMG G63

Gの魅力は非日常だ。高いアイポイント、立ち上がったAピラー、パチというドアの閉まる音。大きいのに車両感覚が掴みやすいから都会でも乗れる。

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