2023.09.08

CARS

「長く付き合えれば愛する気持ちも湧いてくる!」 いま自動車評論家が本当に欲しいクルマはこれ! 菰田潔が選んだマイホット20 1位は極上な乗り心地のドイツのあのクルマ

5位 BMW M3(セダン、ツーリング)&M4(クーペ、カブリオレ)

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ニュルブルクリンクの北コースを走りまくって創られたMモデル。その中でもM3/M4は大本命。サーキットを走っていると降りたくなくなるマシン。


4位 BMW3シリーズ(セダン、ツーリング)

前後50対50の重量バランスによる軽快なハンドリングの320iを3年半乗っている。パワーオフにしても多くの電装品が動くことも、エコな使い方に役立つ。

3位 ロールス・ロイス・ゴースト(エクステンデッド、ブラックバッジ含む)

超豪華なサルーンの後席は、快適性が桁外れに良いことは乗らなくてもわかるが、2.5トンの重量級のボディでもワインディングロードを軽快に駆け抜けることができるから驚きだ。二代目になりスポーツカーのようなラグジュアリーサルーンになった。

2位 ポルシェ911GT3(RS含む)

楽に速く走れるケイマン/ボクスターも良いが、やはり911にたどり着く。ドライバーが操る範囲が広く、それだけ愉しさが増している。アクセルコントロールや緩いブレーキのかけ方で前後の荷重を変え、曲がり易さとトラクションを稼ぐのが楽しい。

1位 BMWアルピナD3S/B3(リムジン、ツーリング)

2025年12月末までしか生産されないことになり惜しむ声がたくさん聞こえる。そんな希少価値とは別に、豪華で速くて快適なアルピナ車は重箱の隅を突けないほど乗用車としての完成形に仕上がっている。どこまでも走れる愉しさを味わえる格別な存在だ。

文=菰田 潔

(ENGINE2023年9・10月号)

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