2023.09.10

CARS

918psの4WDで2585万円 ロータス初の電動SUV、「エレトレ」の日本仕様が正式発表

2022年3月に発表されたロータス初のSUVとなる電気自動車=バッテリーEV(BEV)、エレトレの日本仕様が正式発表された。

トップ・グレードの0-100km/h加速は3秒以下

日本仕様は「エレトレS」と「エレトレR」の2グレード。パワートレインはどちらも前後2モーター式の4WDで、システム総合出力はエレトレSが612ps/710Nm、エレトレRが918ps/985Nmを発生。800Vシステムと112kWhのバッテリーは共通で、0-100km/h加速と最高速度はSが4.5秒と258km/h、Rが2.95秒と265km/h。航続距離はSが600km、Rが490kmだ。



オプションで4人乗りも選択可能

ボディ・サイズは全長×全幅×全高=5103×2060×1636mm(ディスプレイミラー装備車の全幅は2002mm、Sの20インチタイヤ車の全高は1630mm)で、ホイールベースは3019mm。5人乗りを基本に、オプションで4人乗りが選択できる。車両重量はSが2595kg、Rが2715kg。ちなみに、これは欧州仕様のドライバーに相当する75kgを含む計測値だ。積載容量はフロントが46リッター、リアは4シーターが611リッター、5シーターが688〜1532リッターを確保する。

メカニズム面では調整式回生ブレーキやブレーキ式トルク・ベクタリング、アクティブ・エア・サスペンション、連続減衰制御ダンパーは両者ともに標準装備し、Rにはロール制御と後輪操舵をセットにしたロータス・ダイナミックハンドリング・パックも備わる。走行モードはSが5種類、Rがサーキット向け設定を加えた6種類だ。

ボディ・カラーは6色で、イエロー、グリーン、ブラック、レッドと、濃淡2色のグレーを用意。内装色も6色から選択できる。

価格は、Sが2332万円、Rが2585万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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