世界で最も売れているマツダ車、CX-5が一部改良　グレードごとの個性をさらに際立たせる

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日本をはじめ世界で最も売れているマツダ車である「CX-5」が一部改良。内外装の変更することでグレードごとのキャラクターを際立たせるなどの変更を実施した。

スポーティ&ラグジュアリー

スポーティ志向の「スポーツアピアランス」はグロスブラックの縦基調ブロックメッシュパターン・グリルと前席シート・ベンチレーションを追加。特徴であるスポーティさとラグジュアリーさを強化し、快適性も高めた。

CX-5スポーツアピアランス

SUVらしいを強調

SUVらしいを強調した「フィールドジャーニー」はシート座面にパーフォレーション加工を施したスエード調生地を用いるとともにパイピングとステッチをライトグレーに変更。エアコン・ルーバー・ベゼルはサテンクローム仕上げとした。またフロント・グリルのコーディネートも刷新した。

最上級グレードの「エクスクルーシブモード」は洗練性と上質感をアップ。エクステリアはガンメタリックの縦基調ブロックメッシュパターン・グリルやシルバーのバンパー・センター・ガーニッシュ、高輝度ダーク塗装の19インチホイールを装着。インテリアはダッシュボードとドア・トリムにハニカムシルバーの加飾パネル、シートとコンソールリッド、ドアアームレスト、ニーパッドにライトグレーのステッチを採用した。

CX-5フィールドジャーニー

グレード体系を見直す

また、上記グレードを含む全機種でボディ・カラーにプラチナクォーツメタリックを追加。また、必要な機種と装備がより選択しやすいようにメーカー・セットオプションや標準装備の見直しを図った。これに伴い、既存の「プロアクティブ」、「Lパッケージ」、「25Sエクスクルーシブモード」の各グレードが廃止されている。

パワートレインは、ガソリンが2.0リッターと2.5リッター、ディーゼル・ターボが2.2リッターで、いずれも直列4気筒となる。トランスミッションは6段ATのみで、駆動方式はフィールドジャーニーが4WDのみで、その他のグレードは前輪駆動（FF）と4WDを設定する。

一部改良にあわせて、特別仕様車の「レトロ・スポーツ・エディション」を設定。「ブラック・トーン・エディション」をベースに内外装のスポーティさと上質感を高めた。

発売は10月中旬を予定している。価格は290.95万〜413.16万円。

CX-5スポーツアピアランス

文＝関耕一郎

（ENGINE WEBオリジナル）

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