流麗なデザインで人気を博すメルセデスのコンパクト4ドア・クーペ、「CLA」がマイナーチェンジ

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メルセデス・ベンツがAクラス・ベースのCセグメント・サイズの4ドア・クーペ＆ワゴンの「CLA」と「CLAシューティングブレーク」のマイナーチェンジ・モデルの日本導入を発表した。

新グリルでフロントをイメチェン

エクステリアはマットクロームのスリーポインテッドスターを散りばめたフロント・グリルを採用。AMGライン仕様はバンパーも新形状となり、大開口のエアインテークが備わる。シャープな印象を強めたデザインのヘッドライトは、アダプティブ・ハイビームアシストを標準装備する。AMGモデルの「AMG・CLA35・4マチック」には縦ルーバーをあしらった専用フロント・グリルと、新デザインのボンネット・エンブレムを装着する。

ホイール・デザインも刷新

リアまわりは新デザインのテールライトやディフューザーを導入。ホイールはすべて新デザインとなり、標準仕様が18インチ、AMGラインとAMGモデルが19インチだ。ボディ・カラーには新色のハイパーブルーとスペクトラブルー、ローズゴールドが追加された。

インテリアでは、リムに静電容量式ハンズオフ検知センサーを備えた最新世代のステアリング・ホイールを採用。またセンターコンソールに配されていたインフォテインメント用のタッチパッドが廃止された。対話型インフォテインメント・システムの「MBUX」は最新世代となり、ヘッドアップ・ディスプレイを用いて道案内を行うARナビもAMG・CLA35・4マチックに標準装備、その他のモデルにはオプションで設定された。オーディオではブルメスター製サラウンドサウンド・システムがオプションに加わった。

ガソリン仕様はすべてマイルド・ハイブリッドを搭載

ラインナップは、1.3リッター直4ガソリン・ターボの「CLA180」が4ドアのみに、2.0リッター直4ディーゼル・ターボの「CLA200d」と2.0リッター直4ガソリン・ターボで306ps/400NmのAMG・CLA35 4マチックは4ドアとシューティングブレークに設定される。エンジンはいずれも4気筒で、ガソリン・モデルの2機種はBSG（ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター）と48V電気システムに約1kWhのリチウムイオン電池を組み合わせたマイルド・ハイブリッド仕様だ。

全モデルともに右ハンドルのみの設定で、受注と納車はCLA200dとAMG・CLA35・4マチックはすでに開始されているが、CLA180は11月以降を予定している。

価格は4ドアが573万〜854万円、セダンが617万〜864万円となっている。