本日、日本で世界初公開！　BMWのSUVクーペ、新型X2がジャパン・モビリティショー2023でデビュー

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BMWがCセグメント・サイズのSUVクーペである「X2」の2代目となる新型の情報を公開した。なお、本日のプレスデイを皮切りに開幕するジャパン・モビリティショー2023でワールドプレミアを飾る。

BEV版のiX2を初設定

一新されたスタイリングもさることながら、新型の大きな変更点は最新のBMWモデルの例に漏れず、電気自動車＝バッテリーEV（BEV）版の「iX2」が追加されたことだ。兄弟車のBEV版である「iX1」同様、内外装は基本的に内燃機関モデルと共有する。

よりクーペ・ライクなデザインに

エクステリアは先代がロングルーフ・スタイルのクーペだったのに対し、兄貴分の「X4」や「X6」同様にリア・ウインドウが寝かされ、一般的なクーペ・ライクなデザインになった。

ベーシックな仕様のボディ・サイズは全長×全幅×全高＝4554×1845×1590mmで、欧州仕様の初代と比べると全長が194mm長く、全幅が21mm広く、全高が64mm高い。ホイールベースは2692mmで、先代よりも22mm伸びている。空気効力係数（Cd値）はX2が0.27、iX2が0.25だ。

クーペらしさを演出

インテリアの基本的なデザインは兄弟車のX1に準じたものだが、サイドサポートの張り出したスポーツシートやアルミ素材のトリムなどを用意し、クーペ・モデルらしいキャラクターを演出。キャビンはフル5シーターで、先代より後席ニールームを25mm拡大するなど広い空間を確保した。

後席シートバックは40：20：40の3分割可倒式で、荷室容量はな純内燃機関車が560〜1470リッターで、先代よりも90〜115リッター拡大。マイルド・ハイブリッド（MHEV）は515〜1400リッター、BEVは525〜1400リッターだ。

BEVを含め、4つのパワートレインを設定

パワートレインは４種類を用意。ベーシックな仕様は170ps/280Nmの1.5リッター直3ガソリン・ターボにマイルドハイブリッドを組み合わせた20iと、150ps/360Nmの2.0リッター直4ディーゼル・ターボの18d。この2機種は前輪駆動の「sドライブ」だ。

このほかに、先日日本での導入が開始されたX1・M35iと同じ300ps/400NmのMパフォーマンス版2.0リッター直4ガソリン・ターボを積む「M35ixドライブ」、前後1基ずつの2モーターでシステム総合出力313ps/494Nmの「iX2 xドライブ30」がラインナップされる。

先代よりもSUVクーペらしいシルエットと、多彩なパワートレインを手に入れた新型X2。10月28日〜11月5日に一般公開となるジャパン・モビリティショー2023で、その姿をはじめて公の場に表す。