2023.10.31

LIFESTYLE

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2021年からF1の公式パートナー 祝杯はフェッラーリで!

F1日本GPで今季13勝目を挙げたマックス・フェルスタッペン。チームの代表、クリスチャン・ホーナーと共にフェッラーリで勝利を祝った。

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レッドブルのフェルスタッペンが見事、優勝を飾った9月のF1日本GP。表彰台に立った彼の手には、イタリアの国民的スパークリング・ワインが握られていた。

ワイン業界における“事件”

9月24日に鈴鹿サーキットで行われたF1日本GP決勝戦。10万人を超える大観衆が見守る中、今シーズン首位を独走中だったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、2位のランド・ノリス(マクラーレン)に19秒387の大差をつけて優勝した。この勝利により、レッドブルは早くも2年連続のコンストラクターズ・タイトルを獲得。個人総合3連覇にまた一歩近づいたフェルスタッペンは、チームの代表、クリスチャン・ホーナーと共に表彰台にあがり、恒例の“シャンパン・ファイト”を楽しんだのである。

◆F1の公式スパークリング・ワイン、フェッラーリの詳しい情報とラインナップはこちら!









だが実際のところ、彼らが手にしていたボトルはフランス・シャンパーニュ地方でのみつくられるシャンパンではない。イタリア北部、トレントの標高の高い土地でつくられるスパークリング・ワイン、フェッラーリである。フェッラーリ社がF1のオフィシャル・パートナーに選ばれたのは2021年。フランス以外のワイン生産者がこの地位を獲得したのは初めてのことで、それはF1の歴史においても、世界のワイン業界にとってもちょっとした“事件”だったのである。

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4日間で4000本分のワインを提供

フェッラーリ社の成り立ちは今から100年以上前、1902年に遡る。世界各地で葡萄栽培を学んだ創業者のジュリオ・フェッラーリが、シャンパーニュ地方の気候と土壌が、故郷・トレントのそれに似ていることに気づき、それまでイタリアでは誰も栽培することのなかったシャルドネ種を使って瓶内二次発酵のスパークリング・ワインの製造を始めたのである。ジュリオには後継者がいなかったため、その事業は1952年にトレントでワイン商を営んでいたブルーノ・ルネッリに受け継がれた。ルネッリ家のもとで会社は大成長し、今やフェッラーリはイタリアを代表する“祝杯のワイン”として、イタリア大統領官邸の公式晩餐会をはじめ、国内外の重要な場面で広く供されるまでになったのである。







今回の日本GPには、昨年に続いてフェッラーリ社のマッテオ・ルネッリCEOが参加。パドッククラブ内に設けられた同社のラウンジは、スタートラインの真上というベスト・ポジションに位置し、来客たちは、フェッラーリのグラスを片手に、観戦シートのあるテラスで臨場感あふれるレースを楽しんだ。またグランド・スタンド前の外構部にはバーも出店。レースのある週末を含めた4日間で、グラスとボトルをあわせて、4000本分ものワインが提供されたという。

大勢の人で賑わうフェッラーリのバー。グラスで楽しむ人もいれば、記念に限定品の鈴鹿ボトルを購入する人も。



バーの隣に設けられたフォトブース。中央にいるのがフェッラーリ社CEOのマッテオ・ルネッリさん。

昨年の本誌の取材では、「偉大なスパークリング・ワインはシャンパーニュ以外にない、とはいえない。ワインの世界のうつくしさは、この世界のうつくしさと同様、その多様性にある」と語っていたマッテオCEO。今年からシャンパンの醸造家として名高いシリル・ブランを同社の醸造家として迎え入れ、さらなるクオリティの飛躍を目指す。

柔軟な発想に基づく、あくなき品質の追求。この姿勢こそが、フェッラーリを今日の座に押し上げたのだろう。イタリアの国民的“祝杯のワイン”は、まさに世界の“王者のためのワイン”と呼ぶにも相応しい。

文=永野正雄(ENGINE) 写真=レッドブル/日欧商事

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※F1 のロゴ、FORMULA 1、F1、GRAND PRIXおよびこれらの関連マークはFormula 1会社のひとつである Formula One Licensing BVの登録商標であり、無断複写・複製・転載を禁じます。

お問い合わせ先:輸入元・日欧商事株式会社 TEL.0120-200105

(ENGINE2023年1月号)

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