2023.11.13

CARS

名機がまたひとつ消える フィアット500とパンダでお馴染みのフィアット・ツインエアの販売が年内で終了

フィアットが、日本での「ツインエア」エンジン搭載車の販売終了を決定。成約者を対象としたグラッチェ・ツインエア・キャンペーンを実施する。

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12年間に亘って販売

0.9リッター2気筒ターボのツインエアは2010年3月のジュネーブショーで初公開。日本市場へは、「フィアット500」&「500C」、「フィアット・パンダ」の3車種に搭載され、これまで12年間にわたり販売された。



独特の排気音

日本仕様は最高出力85ps、最大トルク145Nmを発生。ピーク値が77psと100Nmに制限されるエコスイッチを備えるとともに、スタート&ストップシステムも搭載することで燃費性能を高めている。この経済性の高さに加え、排気音など2気筒特有のテイストも広く支持されてきた。しかし残念ながら、2023年10月末に本国でのツインエアの生産が終了したことを受け、日本仕様の販売も終焉を迎える。



12月29日までに登録完了者が対象

これに伴い実施される今回のキャンペーンは、12月29日までの期間中に対象車種を成約および登録した購入者に、抽選でフィアット・オリジナルグッズがプレゼントされる。当選者は各店舗2名の合計148名で、グッズはツインエアにちなんだアイテムを現在製作中だ。

対象車種は500がツインエア・カルト、ツインエア・ドルチェヴィータ、ドルチェビアンコ、500Cがツインエア・ドルチェヴィータ、パンダがイージー。なお、500と500Cのセンプレヴェルデは対象外となる。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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