2023.11.21

CARS

次期レクサスISはこうなるのか? レクサスがDセグメントEVセダンのコンセプト・カー、LF-ZCをお披露目。

ジャパン・モビリティショー2023で2台のコンセプト・カーをワールドプレミアしたレクサス。そのうちの1台が市販化を想定した4ドアの電気自動車=バッテリーEV(BEV)である「LF-ZC」だ。このクルマはレクサス電動化の象徴と位置付けられている。

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ゼロエミッション・キャタリスト

レクサスのコンセプト・モデルを表す「LF」のあとに付く「ZC」のうち、「Z」はゼロエミッション、「C」は「促すもの」を意味する「キャタリスト」の頭文字だという。



全長はレクサスISとほぼ同じ

ボディ・サイズは全長×全幅×全高=4750×1880×1380mm、ホイールベースは2890mm。「レクサスIS」とほぼ同じ大きさのDセグメント・サイズのボディに、大型セダン並みの2列キャビンを収めるパッケージングを実現しているのが特長だ。またエンジンを収めるスペースが必要ないため、車体のデザインにおける制約が少ないBEVの利点を生かし、エクステリアは空気効力係数(Cd値)0.2以下という高い空力性能を狙っている。

それを可能にしたのがパワートレインやバッテリーの小型化。そのなかでも、とくに重要なのが高密度で薄型化した新型バッテリーだ。残念ながら期待の全固体電池ではなくリチウムイオン電池だが、素材と構造の見直しで大幅なダウンサイジングを達成している。サイズばかりでなく性能も驚異的で、フル充電の所要時間は20分程度、航続距離は主要市場となるであろう中国で適用されるCLTCモードで1000kmを目標値としている。



新構造のギガキャストを導入

車体構造は、フロントとセンター、リアの3つに分割し、各部に大型鋳造部材を用いる新モジュール構造のギガキャストを導入。一体成形部品の採用で締結部を減らして剛性を高めるほか、バッテリーをセンター部に配置することで、前後の構造に影響を与えず電池の進化に対応できる設計となっている。

「クルマ屋ならではのBEV」を目指すレクサスは、効率だけでなく磨き続けてきた走りの味の継承にも妥協しない。BEVならではの低重心を基礎として、4輪駆動システムの「ダイレクト4」やステアバイワイヤといった、「RZ」などで培ってきた技術を盛り込み、クルマとの一体感を味わえる走りの気持ちよさや楽しさを追求するという。

さらに、新ソフトウェアプラットフォームの「アリーンOS」や、最新AI技術を用いた執事と会話するようなサービス、環境負荷の低い竹由来の素材など、新たな試みも行う予定だ。このZCから発展した市販モデルの登場は2026年の予定で、BEV専業ブランド移行への牽引役となることが期待されている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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