2023.12.02

CARS

SUVらしさが格段に向上 ミニ・クロスオーバーがフルモデルチェンジし、車名もカントリーマンに改名

先日、本国でワールドプレミアされたばかりの新型「ミニ・カントリーマン」の日本での予約受注が開始された。

advertisement


ほかの地域と同じ車名に

これまで日本では「クロスオーバー」という車名で展開されていたが、3代目となる新型から本国をはじめとするほかの地域と同じカントリーマンという名称に改められた。



スクエアな印象を強調

エクステリアはミニらしい丸みを残しつつ、キャラクター・ラインをはじめエッジを強調することでSUVらしいスクエアな印象を表現。フロントまわりは角を丸めた多角形のヘッドライトや八角形のグリルを用いている。

ボディ・サイドはルーフ同色のパネルを用いたCピラーが特徴的。ブラックのルーフレールにより、引き締まった印象を演出している。リアは縦型のテールライトを左右両端に配してワイド感を強調。テールゲートにはミニのエンブレムとカントリーマンのロゴが入る。

ボディ・サイズは全長×全幅=4445×1845mmで、ホイールベースは2690mm。全高は1660mmが基本で、ハイパフォーマンスモデルのジョン・クーパー・ワークスは1645mmとなる。



センターメーター・デザインを踏襲

インテリアは直径240mmでタッチ式の円形センター・ディスプレイにメーターパネルの機能も統合。エンジンのオン&オフやパーキング・ブレーキ、ギア・セレクターはディスプレイ下のトグルスイッチ・エリアに集約した。

ダッシュボードには布地を思わせるリサイクル素材を使用し、光のグラフィックを最大7パターン投影させることが可能。新規導入したミニ・ドライビング・サウンドと相まってインテリアの雰囲気を一変させるという。



電動化モデルはとりあえずナシ

導入されるパワートレインは4種類で、ベーシックな「カントリーマンC」は156ps/230Nmの1.5リッター直3ガソリン・ターボ、唯一のディーゼル・モデルとなる「カントリーマンD」は150ps/360Nmの2.0リッター直4ディーゼルターボを搭載。

「カントリーマンSオール4」と「ジョン・クーパー・ワークス・カントリーマン」は2.0リッター直4ガソリン・ターボで、Sオール4は204ps/300Nm、最上位機種となるジョン・クーパー・ワークスは高出力な317ps/400Nmを発生する。トランスミッションは全車デュアルクラッチ式7段自動MT(DCT)だ。

価格は489〜667万円。納車は2024年の第1四半期を予定している。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement