2024.01.20

CARS

愛車はスカイラインとオールズモビルの仰天2台持ち! 小中学生で自転車で荷重移動やドリフトをマスターした29歳オーナーの楽しい自動車生活【連載『若者だってクルマ好き!』#7】

オーナーの佐藤さんと、オールズモビル・デルタ88ロイヤル・クーペと日産スカイライン。

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エンジン編集部唯一の20代ムラヤマが担当する連載『若者だってクルマ好き!』。今回は、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京のチーフ・インストラクターを務め、スーパー耐久にも参戦する29歳のレーシング・ドライバー、佐藤駿介さん。佐藤さんに、オールズモビル・デルタ88ロイヤル・クーペと日産スカイラインの2台を愛車に選んだ理由を聞きました。

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運転研究に熱心な少年

「物心ついたときにはもう“僕はレーサーになるんだろうなぁ”と思っていました」

その夢を現実にした佐藤駿介さんは、2019年のスーパー耐久ST5クラスではシリーズ・チャンピオンに輝き、現在はレースの傍ら、ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京のチーフ・インストラクターをはじめ、コーチング活動にも励む29歳のレーシング・ドライバーだ。



ここでは、佐藤さんがそこに至るまでのストーリーは紹介し切れないけれど、とにかく運転について真剣な方である。幼稚園児の頃に自転車を乗りこなすと、小・中学生時代は荷重コントロールやタイヤ・グリップについて考え、様々な路面でブレーキング・ドリフトや慣性ドリフト、MTBでジャンプなどを試して研究していたそうだ。

「小さい頃は今よりはずっと感覚的なものだったけれど、想像し、考えて、試し、感じ取る。というレーシング・ドライバーとして大事な思考は、当時からあったんだと思いますね。高校になった時には、自転車にエンジンが付いたバイクなんて、楽しいに違いない!と当然思ったけれど、自転車ですら何度も大怪我をしていたから、さすがに死んでしまいそうだと思ってやめました」

そうして今や、日頃から数々のレーシングカーやスーパーカーを自在に操る佐藤さんのプライベートの愛車は、オールズモビル・デルタ88ロイヤル・クーペ(1972)と日産スカイライン(1992)である。


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