2024.07.19

CARS

ヤフオク7万円のシトロエン・オーナー、エンジン編集部ウエダ、シフトのノブを交換しようとしたら、中のロッドが折れていた!【シトロエン・エグザンティア(1996年型)長期リポート#42】

シフトノブを交換しようと外してみたら、ロッドの先端が折れていることが発覚!

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人気はスポーツ・モデル

フランスや欧州でいまどき人気のある車種はなんですか? と尋ねると、日本とほぼ同じで、ルノー・スポール系のモデルをはじめ、ヤングタイマーのルノー5 GTターボや5ターボ1と2、プジョー205GTIなどが注目を浴びており、シート生地やダッシュボードなど、再生産部品の動きもけっこうあるようだ。




そのほかには、オリジナルのアルピーヌA110や、後継のA310はあいかわらず高値安定だそうだ。新型が登場したA110はともかく、A310なんかは、まだ“新世紀エヴァンゲリオン”などアニメーションの影響もあるのだろうか……。

「A310も人気はあるんですが、それよりもプジョー504のカブリオレやクーペのほうが高価なんですよ」



プジョーは新しいモデルだと、504同様ピニンファリーナが手がけた406クーペは相場が安定しているらしい。個人的に興味があったのでA310以降のアルピーヌ(自然吸気のV6 GTやV6ターボ、ルマン、A610など)についても聞いてみたが、このあたりのモデルはとにかく部品がないことが知れ渡っており、中古相場は膠着状態なのだとか……。

なおエグザンティアに関しては、欧州では趣味性がほぼなく、完全にただの古い実用車扱いなので、部品がリプロダクトされることは皆無。フランスでも中古部品は、ものによってはなかなか捜索は大変らしい。おそらく今後も市場価格が上がる可能性はないそうだ(笑)。近代のハイドロ系シトロエンなら、XMの上位のV6搭載モデルや、エグザンティア・アクティバなら価値が出るかも……と彼はいう。

現在は為替も厳しいし、あくまで自動車部品が基本だが、今後は中古車そのものの輸出も検討しているという。おかげで僕は、南フランス近郊でいい中古車の出物がないか、ついついチェックしてしまっている。

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