2024.10.17

CARS

PR

過去最大の観客動員数、6万5800人を記録!  FIA世界耐久選手権第17戦富士 最大の盛り上げ役、TOYOTA GAZOO Racingに注目した!

過去最大の観客動員数を記録した2024年、富士ラウンドのWEC

全ての画像を見る

過去最大の盛り上がり

いよいよ9月13〜15日に富士スピーウェイで開かれたWEC第7戦「富士6時間耐久レース」では、WEC富士の来場者数記録を大幅に更新。前年の1.2倍以上である延べ6万5800人が富士に詰めかけ、過去いちばんの盛り上がりを見せたのだ。

初日から決勝レースまで晴天に恵まれたことや、ハイパーカー・クラスにトヨタ、フェラーリ、プジョー、ポルシェ、キャデラックのほか、新たにBMW、アルピーヌ、ランボルギーニ各社が加わったことも要因のひとつだろう。





用意された待機列から大きく溢れるほどの大盛況となったピットウォークでファンのお目当ては、選手と交流ができるサイン会。各チームにそれぞれのファンが一目散に駆けつけるのだが、とりわけ大人気だったのはやはりTGRである。富士をホームコースとし、昨年、一昨年に連続で1-2フィニッシュを飾ったTGRには、今年も大きな期待が掛かってるようだ。





グランドスタンド裏の広場スペースも国際格式レースならではの賑やかさがある。WEC富士に参戦する各社の車両展示やグッズ販売テントのほか、シミュレーター体験コーナーやトークショーが行われる特設ステージ、飲食の出店などがびっしりと並んだ広場にも、来場者が途絶えることがなかった。また決勝当日の15日には、エアレース・パイロットの室屋義秀選手の壮大なデモンストレーション飛行が行われ、決勝レースを大いに盛り上げた。



©LEXUS/LEXUS NEWS

©LEXUS/LEXUS NEWS

©LEXUS/LEXUS NEWS

TGRブースでは、「SHOWCASE in TOKYO TOWER」で展示されたWEC参戦車両の展示、乗り込み体験などのほか、WRCやスーパー耐久シリーズで戦うGRヤリス、GRカローラの姿もあった。さまざまなカテゴリーのモータースポーツをクルマづくりの起点とするTGRのアピールだ。





ステージ・イベントで多くの人が集まったのは、参戦ドライバーが登壇するトークショー。特に多くの人が押し寄せたのは14日の予選後に行われた回で、TGRからは予選を走った小林可夢偉選手(7号車)と平川 亮選手(8号車)が登壇した。



15日の決勝では、8号車が表彰台を目前に受けたドライブスルーペナルティにより10位フィニッシュ、7号車はレース中の接触アクシデントにより残念ながらリタイアという結果に終わったTGR。

次戦は今シーズン最後となる10月31日〜11月2日のバーレーン戦。ポルシェに僅差で首位を奪われているマニュファクチャラーズランキングの奪還を目指したTGRの巻き返しに、最後まで目が離せない。



文=村山雄哉 写真=神村 聖(イベント、会場)、TOYOTA GAZOO Racing(グリッドウォーク、レース中走行写真)、LEXUS NEWS(室屋義秀選手)

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録



RELATED

PICK UP