レクサスRCが2025年11月で生産を終了　RC Fを含め、最後の特別仕様車ファイナル・エディションを設定

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レクサスが、2013年にワールドプレミア、2014年から販売を開始した2ドア・クーペの「RC」と「RC F」を2025年11月に生産終了とすることを発表した。「レクサスIS」のクーペ版として11年超に亘る歴史に幕を降ろす。

全エンジン・バリエーションに設定

この決定に伴い、RC300，RC350h、RC350のRCの各モデルとRC Fに、最終仕様となる「ファイナル・エディション」を設定した。

専用の内外装を装着

RCファイナル・エディションは、スパッタリング塗装のエンケイ製19インチ・ホイールやレッド・ブレーキ・キャリパー、ブラックにスモーク加飾を施したドア・ミラーを装備。エクステリアをスポーティに演出した。

インテリアはブラックとフレアレッドの2トーンで、スポーツ・シートやステアリング・ホイール、シフト・ノブやドアなどのトリムにウルトラ・スエード、メーター・フードにスエード調仕上げを採用。グローブボックスとウインドウ・スイッチまわりのオーナメント・パネルと、フロント・コンソールのネームプレートはカーボン製。8インチTFT液晶メーターは専用のオープニング画像を映す仕様だ。

Rエンジンとデフに高精度チューンを施す

RC Fファイナル・エディションは、高精度チューニングを施したエンジンとリア・デファレンシャル、BBS製19インチ鍛造ホイールとレッド・ブレーキ・キャリパーを装備。

フロント・スポイラーと大型ロッカー・フィン、ルーフ、ディフューザーと格納式アクティブ・リア・ウイングはカーボン製。ドア・ミラーはRC同様、ブラックにスモーク加飾を施した。

ブラックとフレアレッドの2トーン

インテリアもRCと同じく、ブラックとフレアレッドの2トーン。ステアリング・ホイールなどにウルトラ・スエードを使用し、センターコンソールにカーボン製のネームプレート、グローブボックスとウインドウ・スイッチまわりにカーボンのオーナメント・パネルを配置。シートはウルトラ・スエードとセミアニリン・レザーのハイバック・スポーツ・タイプで、液晶メーターのオープニングは専用画像となる。

RC、RC Fとも、今後の販売はファイナル・エディションのみとなる。ただし、RC Fファイナル・エディションは200台限定となる。

価格は、RCファイナル・エディションが666万〜767万円、RC Fファイナル・エディションが1360万円となっている。