2025.05.22

CARS

「乗り心地は癒しの極致!」 自動車評論家の清水草一、森口将之、斎藤聡が試乗した乗るとトロけるSUVとは?

清水草一さん、森口将之さん、斎藤聡さんが試乗した乗ればトロトロにとろけそうにゴージャスなSUVとは?

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今年もやりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。上半期注目の総勢33台の輸入車にモータージャーナリスト33人が試乗!

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ベントレー・ベンテイガEWBマリナーには、清水草一さん、森口将之さん、斎藤聡さん、武田公実さん、大谷達也さんの5人が乗った。今回は清水草一さん、森口さん、斎藤聡さんの「ここがスゴイ」リポートをお届けする。

「マッサージ機に乗っているかのよう」清水草一

約10年前、ベンテイガが登場した時、世界にはまだこれほど贅沢なSUVはなかった。庶民の私は「なんじゃこりゃ」と思ったものだ。乗ればトロトロにとろけそうにゴージャスで、「なんじゃこりゃ」の二乗。大いに肝を潰したものである。

ベントレーのSUVであるベンテイガの日本仕様は、標準ホイールベース・モデルが“S”をはじめ6モデル、ロング・ホイールベースのEWBが試乗車の“マリナー”を筆頭に4モデルとなる。

その後VWグループはW12エンジンを廃止し、ベンテイガの「スピード」も消滅。パワーユニットのエコ化が進み、PHEVモデルも登場しているが、今回乗ったV8ツイン・ターボのEWBマリナーは、世のエコ志向を場外に吹っ飛ばすくらいゴージャスである。 とにかく後席の快適性がケタ外れ。ゆるゆる流せばBEV顔負けの静粛性に呆然。乗り心地は癒しの極致。マッサージ機に乗っているかのように、乗れば疲れが取れてしまう。本当の話である。

10年前は「なんじゃこりゃ」と思ったベンテイガだが、実はこれがサルーンの理想形だった。EWBマリナーはその究極の姿。理想×究極=至高でしょうか? 『美味しんぼ』みたいでスイマセン。

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