2025.05.22

CARS

「乗り心地は癒しの極致!」 自動車評論家の清水草一、森口将之、斎藤聡が試乗した乗るとトロけるSUVとは?

清水草一さん、森口将之さん、斎藤聡さんが試乗した乗ればトロトロにとろけそうにゴージャスなSUVとは?

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「特等席はやはりリア」森口将之

いまや日本ではベントレーの販売の4割はこのベンテイガが占めていて、サルーンのフライング・スパーは3割に落ちているとのこと。最初はベントレーのSUVなんてと思ったけれど、たしかに改めて乗るとちゃんとベントレーになっている。

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試乗車はビスポーク部門のマリナーが手がけた最上級仕様だが、キャビンはきらびやかさとは無縁。シックなコーディネートに真の高級を教えられる。センター・パネルに並ぶダイヤルの、カチカチッと節度あるタッチにも魅せられる。

ベントレーの最高峰モデル、とアナウンスされているだけにEWBマリナーの内外装の仕立てはダイヤモンド・イン・ダイヤモンド・デザインのフロント・グリルをはじめ、しっかり差別化されている。

エクステンデッド・バージョンなのに運転席だけで過ごしてしまったけれど、とろけるような乗り味は満喫できた。でも特等席はやはりリア。シートがもうひとつ入りそうなほどの足元、ふっかりしたヘッドレストなど、贅を尽くした空間だ。ここで過ごしたEPCの方からは、運転席とは違いが明確なドライブモードの切り替えをほとんど感じないという報告もあって、広さだけではない作り分けの妙に感心した。

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