2025.05.26

CARS

「これはまるでスポーツカーだ」 自動車評論家の桂伸一、藤野太一、西川淳が試乗した驚きのセダンとは?

桂さん、藤野さん、西川さんが試乗したのは中国のあのクルマだ!

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今年もやりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。上半期注目の総勢33台の輸入車にモータージャーナリスト33人が試乗!

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BYDシールAWDには、桂伸一さん、藤野太一さん、西川淳さん、佐野弘宗さん、嶋田智之さんの5人が乗った。今回は桂さん、藤野さん、西川さんの「ここがスゴイ」リポートをお届けする。

「浮遊するような加速」桂伸一

海洋生物をデザインに取り入れたシールのスタイリングは流麗な面と線が実に美しい。セダン党ではない筆者だが、それでもこのカタチならと引き込まれる。それは内装デザインと操作系を含む多彩な機能、走行性能も含めてBEVとして進化、洗練度を高めたうえで、庶民に届きやすいコストに抑えた点もBYDは称賛に値する。



読者Kさんも次の愛車はBEVか!? と注目と期待を込めて乗り込んだシールAWD。ゼロスタートから浮遊するような加速の鋭さに「瞬間移動したようで、加速が気持ちいいですね!!」というコメントにBEVの走りの真髄が込められている。

時期的に試乗車にはスタッドレスタイヤが装着されていた。凹凸を全て包み込むかのような路面との当りの柔らかさも関係して、プレミアム・サルーンのような上質な乗り味。ハンドリングは舵角の方向にクルマ全体で切れ込む鋭さに思わずステアリングを戻す修正を行なう。スタッドレス故の接地面の捻れが関係する。

前車との車間を保つACCの自動制御もお見事だ。

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