2025.05.14

CARS

「只々未知の体験に絶叫するばかり」 自動車評論家の斎藤聡、嶋田智之、森口将之が乗って驚いたスポーツカーがこれだ!

斎藤さん、嶋田さん、森口さんの「ここがスゴイ」リポートをお届け。試乗したのはロータス・エメヤだ。

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嶋田智之は「新しい章へと突入した」と喜ぶ

車重2.6tのフル電動フル4シーターGTは、ロータスとしてありかなしか。多くのファンが気になるところだろう。場内チョイ乗り、0-100m加速、パイロン・スラロームという限定的な条件ではあったが、トップエンドのエメヤRを走らせて感じたのは“あり!”だ。“ありどころか、こりゃ凄い”を付け加えてもいい。

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何しろ、その鮮やかな走り! 918psに985Nmを全開にすると、脳ミソが瞬時に後方へ置き去りにされる感覚とともに、AWDでありながら右へ左へとわずかに尻を振りつつ、壮絶な勢いで突き進んでいく。0-100km /h加速2.78秒は伊達じゃない。

スラロームでは、ステアリング操作に対して微塵のタメもなく瞬時にヒラリと狙いどおりにパイロンをクリアしていく。右足に込める力加減によってはあらゆる場面で後輪が当然のごとくグリップを放棄するが、むしろコントロールを楽しみたい気分になる。“軽さ”はないが、濃厚な“軽やかさ”がある。ロータスは“らしさ”の重要な部分を残しながら、新しい章へと突入したのだ。お見事!

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