2025.05.03

CARS

「私も欲しくてたまらない!」と西川淳(自動車評論家)が5台の注目輸入車に乗って絶賛したクルマとは? 

西川淳さんが乗ったのは、メルセデス・マイバッハEQS 680 SUV、キャデラックXT4、ヒョンデ・アイオニック5ラウンジ、BYDシールAWD、BMWアルピナB3 GTの5台

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BYDシールAWD「そわそわさせる」

中国車に対する私の想いは、欧米車はもちろんのこと、韓国車ともまた違っている。不思議な存在だ。まるで新種のクルマを見せられている気分になったり、そしてそれがとてもよくできているから感心するほかなかったり、といった感じで、良い意味でいつもなんだか “落ち着かない”。日本車の進化の行方に対して漠然とした不安を抱かせる、というか、“焦り” にも似た気分になる。そわそわと。

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 BYDシールAWD

BYDシールもまた、機能性やデザインにおいて、そういう手があったのかと驚かされる発見は今後中国車からその多くを得るのではないか、と思わせるに十分な実力の持ち主だった。中国車という匂いなどまるでない(あったとしても嗅いだ経験がないので知らないけれど)。

クルマ先進国で十分受け入れられる“グローバルカー” の新種である。強力な加速性能はフル電動だから当然、とはいえ、フツウに転がしていてもなんら不満はなく、大磯の街中から西湘バイパス、そして箱根ターンパイクまで、基本の動きは十分このクラスに見合ったものだった。

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