「商用車ベースのミニバンとは一線を画したサス・チューン」と武田公実（自動車評論家）が絶賛したクルマとは？　注目輸入車5台イッキ乗り！

武田公実さんが乗ったのは、マクラーレン750Sスパイダー、シトロエン・ベルランゴ・マックス、DS 3オペラ、BMW X3 M50 xドライブ、ベントレー・ベンテイガEWBマリナーの5台

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BMW X3 M50 xドライブ「こういうのこそBMW」

フルチェンジを果たしたばかりのBMW X3に設定された最高性能版M50ながら、元来SUVをあまり好きになれない筆者は、正直なところさほど期待はしていなかった。ところが走り出した直後から、意地の悪い予測は大きく覆されることになるのだ。

エンジンは純M製S58でないB58型ながら、48Vマイルド・ハイブリッドの電動アシストが上手く作用するのか、ターボのブーストの立ち上がりも非常にナチュラルで、トルクの息つき感も皆無。まるで自然吸気の大排気量エンジンのように、気持ちよく吹けあがる。

BMW X3 M50 xドライブ

そしてMの名を冠するに相応しい直6サウンドも相まって、SUVというよりはFRワゴンを思わせるハンドリングを楽しむことができたのだ。

ちなみに、今回の試乗ではEPCメンバーの方に同乗していただいたのだが、ターンパイクの走行中ずっと2人して「いや～、スゴイ！」を連発。そして「やっぱり、こういうのこそがBMWですよね～」と盛り上がっていたことも付け加えておきたい。

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