2025.04.25

CARS

新型スバル・ソルテラ、ニューヨークでお披露目に 343psの新グレード追加

スバルのBEV、ソルテラがマイナーチェンジ

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スバルがニューヨーク国際オートショーで「ソルテラ」の改良モデルを披露した。

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より都会的に、スタイリッシュに

エクステリアは、フロントまわりに片側6点の光が灯るヘッドライトや、空力に配慮した新型バンパー、発光式の六連星エンブレムを採用。サイドは、前後ホイールアーチをボディ同色として、都会的な雰囲気を表現した。



リアは、スバルのロゴが入ったゲート・ガーニッシュを装備し、ブランドを強調している。ホイールはこれまでと同じく18インチと20インチを用意するが、デザインは刷新した。



パワートレインはモーターを高出力化し、システム出力を236psに向上。またコントローラーを改良し、前後の駆動力配分や出力制御のフレキシブルさをアップ。さらに343psを発揮し、0-97km/h加速を5秒以下でこなす、新グレードのXTを追加設定する。

駆動方式は当然というべきか4WDで、スバル独自の制御技術であるX-モードを搭載。スノー/ダートやディープ・スノー/マッドといった悪路に対応するモードや、悪路走行時に一定車速を維持するグリップ・コントロールを使用でき、クラス・トップレベルの210mmという最低地上高と相まって、高いオフロード性能を発揮する。



サスペンションや電動パワー・ステアリングも改良され、ロールやふらつきを低減し、ハンドリングやレスポンスを向上。改善された4WD制御と相まって、コントロール性を高めるとともに、よりスムースな乗り心地にも寄与する。

バッテリー容量は74.7kWhで、ベース・モデルの航続距離は25%増の458km以上に達するという。また、新設されたプリコンディショニング機能は、ナビの目的地を充電施設に設定した場合や、ドライバーが機能を起動した場合に、バッテリーの温度を最適化するため、低温時にも高効率なチャージが可能に。最大150kWの急速充電により、10〜80%を約30分で完了できる。



室内では、スバルでは最大サイズとなる14インチのタッチ式ディスプレイを採用。Android AutoとApple CarPlayはワイヤレス接続で、デバイスの充電用に前席にはワイヤレス充電器を2つ、後席には高出力のUSB-C端子を設置する。

アメリカ市場への投入は、2025年秋を予定している。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)
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