2025.05.17

CARS

アウディBEVモデルの旗艦「e-トロンGT」が530馬力から585馬力に 顔つきも一新

アウディが「e-トロンGTクワトロ」の改良モデルを公開。

全ての画像を見る
アウディが、同社のBEVモデルのフラッグシップである「e-トロンGTクワトロ」の改良モデルを公開した。

追加されたエントリー・モデル

e-トロンGTは2024年、本国でマイナーチェンジ・モデルが発表されたが、その際に登場したのはS、RS、RSパフォーマンスの3車種。今回のベース・モデル投入で、ラインナップが完成した。

アウディが「e-トロンGTクワトロ」の改良モデルを公開。

エクステリアの変更点はわずかだが、マイナーチェンジ前のモデルとは多少の差異が見られる。



フロントまわりはセンター・パネルやエア・インテークの形状を刷新し、ヘッドライト周辺などはボディ同色となった。



リアは、ディフューザー周辺の形状を改修。ただしCd値は、従来同様の0.24だ。車両重量は、上位のSモデルより約30kg軽量となっている。

主な変更はメカニズムに施された。パワートレインは前後にモーターを搭載する四輪駆動を踏襲するが、最高出力は530psから585psへアップ。また0-100km/h加速は、4.0秒へと0.1秒短縮した。

バッテリーは総容量105kWhに拡大し、実用容量も従来の総容量を上回る97kWhとなった。あわせて電力消費率も改善。その結果、最大航続距離は622kmと、従来に比べ80km以上の延長を実現している。

また、320kWの急速充電に対応し、10分で285km走行分の電力を補充できる。

アウディが「e-トロンGTクワトロ」の改良モデルを公開。

価格は10万8900ユーロ(約1770万円)。日本への導入時期は未定だ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement