2025.07.05

CARS

クルマは自分表現という鳥谷 敬さん(野球解説者/野球評論家)は、次の一手を思案中

鳥谷さんがアストンマーティンを熱く語るのは自分自身もラピードとDB11を乗り継いで来たから。

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クルマ好きのゲストを迎え、「これまでに出会ったクルマの中で、人生を変えるような衝撃をもたらしてくれた1台」を聞くシリーズ、「わが人生のクルマのクルマ」。今回登場していただくのは、2004年に阪神タイガースのショートストップとしてプロ・デビューし、平成のミスター・タイガースとして活躍した鳥谷 敬さん。1939試合連続出場した鉄人はアストンマーティンがよく似合うのです。

いい歳の取り方をした人が乗っている

元プロ野球選手というよりは映画俳優みたいだと思った。贅肉のない引き締まった身体と彫りの深い顔立ちが、シルバーのアストンマーティン・ヴァンキッシュによく似合っている。鋭いまなざしをカメラのレンズに向けているのは、阪神タイガースの遊撃手として活躍した鳥谷敬さんだ。

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黒ベロアジャケット8万8000円、黒ベロアパンツ5万5000円(以上ポール・スミス/ポール・スミス リミテッド)、その他はスタイリスト私物。 〈問い合わせ先〉ポール・スミス リミテッド www.paulsmith.co.jp

最初のカットの撮影が終わると、アストンマーティン・ヴァンキッシュをしげしげと見つめ、嬉しそうに頬を緩めた。

「めちゃくちゃカッコイイですね。走っている姿を見たときは、そんなに大きく感じなかったけれど、近くで見るとすごく迫力がある。とりわけこのリア・スタイルがいいですね」

鳥谷さんはアストンマーティン・ヴァンキッシュの周りを歩きながら、感想を述べていく。

「アストンマーティンはどのモデルでも真横のスタイリングがいいですね。突飛な造形ではないけれど、陽が当たると表情を変えたりする。そういうところがカッコイイ」

続いてドアを開け、インテリアをチェックする。

「黒だと思ったら濃いグリーンなんですね。明るすぎない内装は大人っぽくていいですね。いい歳の取り方をした人が乗っているというイメージです。アストンマーティンはこれみよがしの派手さはないけれど、わかる人が見たら“いいクルマ乗っていますね”というクルマだと思うんです。急におカネを持った人が買うというよりは、いい人生を送っている人が乗る感じがします」

鳥谷さんがアストンマーティンを熱く語るのは自分自身もラピードとDB11を乗り継いで来たからだ。

ASTON MARTIN VANQUISH/2024年、アストンマーティンのフラッグシップ・モデル、ヴァンキッシュがフルモデルチェンジした。フロントミドに搭載される5.2リッターV12ツインターボは最高出力835ps/6500rpm、最大トルク1000Nm/2500-5000rpmを発生する。

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