2025.06.10

CARS

ジープ初のマイルド・ハイブリッド誕生 レネゲードe-ハイブリッドが発売に

ジープ・レネゲードe-ハイブリッドが発売に。

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ジープ・レネゲードにe-ハイブリッドが発売。プラグイン・ハイブリッドに続き、マイルド・ハイブリッドについても、ジープ史上初めての採用となったのはレネゲードだった。

いわばジープの電動化斬り込み隊長

このe-ハイブリッドは新開発の1.5リットル直列4気筒直噴ターボと、48Vモーターを内蔵した7段デュアルクラッチ・トランスミッションの組み合わせで、駆動方式は前輪駆動。エンジンは最高出力/最大トルクが131ps/240Nm、モーターは20ps/55Nmを発生する。

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15〜20km/h程度までの低速時はモーターのみで走行し、モーターの負荷が高まるとエンジンを始動して加速をアシストする。

駆動用バッテリーの容量は17.5Ahで、回生ブレーキも採用した。WLTCモード燃費は17.7km/リットルだ。



従来モデルに対し、エクステリアはフロント・グリルやドア・ミラー、ドア・ハンドルをブラック・アクセントに変更。



ボディ・カラーは、スレート・ブルー/グラファイト・グレー/ブラック/ホワイトにソーラー・イエローを加えた5色展開だ。



インテリアは、10.1インチのタッチパネル・モニターを備える第5世代インフォテインメント・システムの“Uコネクト5”を採用。また、ステアリング・ホイールが新形状となっている。

価格は544万円。

反逆者を意味するレネゲードの名は、1970年にCJジープの特別仕様として使用されたのが最初で、2007年にはKJチェロキーにも設定。いずれも、オフロード性能を高めたモデルだった。

現在のレネゲードは、2008年のコンセプト・モデルを2014年に市販化。フィアット500Xと共通のプラットフォームに、ジープのルーツにあたるウィリスMBのモチーフを多用したデザインを組み合わせた。

500Xは生産を終了したが、レネゲードは新開発パワートレインを得て、新たな一歩を踏み出すことになった。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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