2025.06.26

CARS

メルセデスGLEが大幅な値下げを実施 さらに装備厳選のグレードを新設定

戦略的な価格で攻めるメルセデス・ベンツGLE。

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メルセデス・ベンツが、GLEのSUV/クーペの価格を改定した。さらに、装備を厳選して戦略的な価格設定を行った新グレードの「コア」を追加した。

なんと120万円以上も値下げに


エントリー・グレードの「GLE 300d 4マチック」は、従来から121万円の値下げとなる。標準仕様を5人乗りとして、3列目シートのほか、パノラミック・スライディング・ルーフと2列目左右の6ウェイ・パワー・シートもオプション化することでこの価格を実現した。

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SUVとクーペの双方に設定される「GLE 450d 4マチック・スポーツ・コア」は、従来のGLE 450d 4マチック・スポーツの装備内容を見直した新規グレード。AMGライン・インテリアとドア・クロージング・サポーターを廃止したほか、内装の仕様を変更している。





本革巻きのスポーツ・ステアリングは、同じくナッパ・レザーを用いる標準タイプに。シートは本革から合成皮革のレザーARTICOに、ウッド・トリムはアンスラサイト・オークからブラウン・ウォールナットへ、それぞれ置き換えられた。



また、ボディ・カラーは7色からセレクト可能だったが、いずれもメタリックの、オブシディアン・ブラックと、有償色のマヌファクトゥーア・オパリス・ホワイトの2色のみとした。

パワートレインは、いずれもディーゼル・マイルド・ハイブリッドで、300dが2リットル4気筒ターボ、450dが3リットル6気筒ターボ。エンジンとトランスミッションの間に設定したモーターと、48V電気システムにより、エネルギー回生やエンジン始動/再始動時の振動抑制、動力補助、変速の時間短縮とスムース化を図っている。

価格は300dが1147万円、450dスポーツ・コアのSUVが1379万円、SUVが1393万円。



前身となる1998年登場のMクラス、2015年に改名して誕生したGLEともに、プレミアムSUV市場の中核を成してきたモデルだ。それが、この物価高騰の折に価格引き下げを敢行するとなれば、購入を意識するユーザーも少なくないのではないだろうか。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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