2025.08.19

CARS

499Pモディフィカータが日本初走行! 480台以上のフェラーリが10回目の開催を祝う

日本初走行をした499Pモディフィカータのほか、F1、296GT3、FXXモデル、フェラーリ・チャレンジ車両とその参加者による記念撮影。

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6月21日、22日の2日間に亘って開かれた、跳ね馬のお祭り、フェラーリ・レーシング・デイズ2025。節目の開催に相応しい大きな盛り上がりを見せた。

個人所有のフェラーリが大集結

フェラーリ・レーシング・デイズは年に1度開かれるフェラーリの祭典。フェラーリ・ファミリーとして集い、フェラーリの楽しみを分かち合うことを目的に、日本では富士スピードウェイと鈴鹿サーキットという2つのレーストラックで毎年交互に行われている。今回は記念すべき10回目ということで、特別セレモニーでは6月のル・マン24時間レースで優勝したばかりの83号車をドライブしたイェ・イーフェイ選手も駆け付けた。

最初期のFXXをはじめ、サーキット専用車のXXシリーズも多数参加し、サーキット走行を堪能していた。

フェラーリ・チャレンジのスタート。38台のフェラーリが1コーナーへ向かうシーンは圧巻。

ナンバー付き車両によるファミリー走行にはデイトナSP3といった稀少なモデルも見られた。

フェラーリで集まり会話を楽しむだけでなく、国際格式のサーキットで自ら跳ね馬の走りを堪能するのがこのイベントの大きな特徴だ。コース上ではF1をはじめとするレーシングカーを中心に本気の走りを見せる。しかもオーナー向けイベントなので、F1を含め、すべてが愛車、つまり個人所有車というから驚きだ。

ル・マン優勝車をベースにした、499Pモディフィカータ

今年は節目の開催に相応しく、話題が目白押し。一番の注目は296スペチアーレの日本初公開。さらにル・マン3連覇を達成した499Pのカスタマー向けモデルである499Pモディフィカータが日本初走行したのもトピックだ。その合間にはワンメイクレースのフェラーリ・チャレンジ第3戦が開催され、38台のマシンが熱き戦いを繰り広げた。





また、コースの外ではオーナー向けのイベントを多数開催。最新モデルの展示のほか、ヒストリック・モデルの修復や認定を行う「クラシケ」、カスタマイズ・プログラムの「アトリエ」や「テーラーメイド」の紹介などが行われるなど、フェラーリ・ファミリーであることを満喫できる2日間となった。

クラシケのコーナーには166MMと212インターが展示されていた。

文=新井一樹(ENGINE編集部) 写真=フェラーリ・ジャパン

(ENGINE2025年9・10月号)
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