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2025.08.09

CARS

誕生から半世紀！　BMW 3シリーズに専用装備が多数加わった710台の限定モデル現る

関耕一郎

初代登場から50年を経たBMW 3シリーズ。

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BMWが、3シリーズの誕生50周年の記念特別限定車を販売する。セダンとツーリングに各3モデルを設定し、合計710台が用意される。

710台の50周年記念車


「3シリーズ50thアニバーサリー・リミテッド」という名のこの50周年の記念特別限定車は、2リットル・ガソリンの318iがベースだ。

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エクステリアはデュオ・トーンの19インチ・ホイールとランフラット・タイヤを装備し、グレード名を示すエンブレムは取り外されている。

セダンには、ブラック・ハイグロスのMリア・スポイラーやサンプロテクション・ガラスも装着する。

また、通常モデルでは選択できないアイテムも多数導入。ブラック・ハイグロスのミラー・キャップ、ブルーのMスポーツ・ブレーキ、ヘッドライトの光輝部をブラックアウトしたMライト・シャドウ・ライン、グリルとテールパイプがブラックとなるMシャドウ・ライン・エクステンド・コンテンツを採用する。

インテリアは、Mエンブレムの3色が入るシートベルト、ドア・ハンドルやスイッチ類へのシルバー加飾が特別装備となる。セダン400台、ツーリング200台の設定だ。

価格は698〜728万円。

もう1つ設定されたモデルが「320d Mスポーツ50thアニバーサリー・リミテッド」。こちらは2リットル・ディーゼルの320d xドライブがベースだ。

19インチ・ホイールはブラック、ブレーキはレッドとなるほか、ブラック・ハイグロスのミラー・キャップ、Mライト・シャドウ・ライン、Mシャドウ・ライン・エクステンド・コンテンツでドレスアップ。セダンには、Mリア・スポイラーとサンプロテクション・ガラスが備わる。

室内は、Mシートベルト、ドア・ハンドルやスイッチ類へのシルバー加飾に加え、Mカーボン・トリム、ヴァーネスカ・レザーシート＋ラグジュアリー・インストゥルメント・パネル、地デジTVチューナーを装備。豪華さとスポーティさを高めた。セダンとツーリング、それぞれ50台が販売される。

価格は836〜866万円。

最後に「M340i xドライブ50thアニバーサリー・リミテッド」は、特別外板色のスパークリング・グラファイト・メタリックを採用し、Mバッジとグレード・バッジはブラック仕様となる。

セダンは、サンプロテクション・ガラスを装備する。また、フロント・スプリッターとリア・スポイラーは、セダンがカーボン、ツーリングがブラック・ハイグロスで、ツーリングは、リアにテールフィンも装着する。

内装には、Mスポーツ・シートのほか、カーボン・トリムとアルカンターラのニーパッド、前席ドアシルのフロント・エントランス・カバーといったMパフォーマンス・パーツも使用。ドア・ハンドルやスイッチ類には、シルバー加飾を施した。

セダンとツーリングが各5台で、8月19日まで正規ディーラーで購入申し込みを受け付け、申し込みが販売台数を超えた場合は抽選となる。

価格は1096〜1124万円。



通常モデルとの価格差は、318iが20〜22万円、320dが68〜70万円、M340iが112〜118万円。全車とも50周年記念の専用バッジを室内に設置するほか、318iと320dには、通常オプションにリストアップされていない装備が多数盛り込まれ、M340iは50年のヘリテージを意識したスペシャル・ペイントのボディ・カラーや、Mパフォーマンス・パーツが与えられている。

プライスに釣り合う内容と言えそうだが、もっと派手な祝砲を期待するのは、いち3シリーズ・ファンゆえのわがままだろうか。

文＝関 耕一郎

（ENGINE Webオリジナル）
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