2025.12.09

CARS

このご時世に自然吸気のV型12気筒が存在するだけで感謝!総合14位は長大なボンネットを持つスポーツカー【2025年買いたいクルマBEST 20】

フロントに12気筒を積むとスポーツカーはこういうスタイルになる。

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46名のジャーナリストと編集部員、そしてEPC(エンジン・プレミアム・クラブ)会員が加わって、2025年の今だからこそ買いたいと考える20台にポイントをつけて投票し、新車で買える注目の100台を選んだ。総合第14位にランクインしたのはこのご時世に12気筒の自然吸気エンジンを積んで登場したこのスポーツカーだ!

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>>>総合15位はこちら<<<

第14位! フェラーリ12チリンドリ(スパイダー含む) 139pt

ことフェラーリの12気筒モデルが相手となると名うてのジドウシャ専門家たちのコメントもなんだかシロウトの憧れフレーズも同然になってしまう。「赤が似合う」なんてワタクシめを筆頭に。これぞ跳ね馬の底ヂカラじゃなかろうか。



ドーディチ・チリンドリに同じく20点を奉じた九島兄の「NA12気筒エンジンによる加速とサウンドが最高のドライブフィールをもたらす」がすべて。悪くないねぇ。

「(フェラーリに)この伝統のパワーユニットは必要にして不可欠」(山崎さん)とはいえ「このご時世に自然吸気のフェラーリV12が存在するだけで感謝」(藤原さん)する他ない。



日本の広報車は少し先(VIPデリバリーも始まったばかり)なので「まだ乗れてない」けれど、「それでも胸が高鳴る」(桐畑さん)という人のために少々詳しく乗り味を伝えておくと「大トルクとしっかりした足まわりと絶妙な設定のステアリングのコンビネーションおみごと」(小川さん)で「速度域問わずドライビングプレジャーが満ち溢れ」ている(島下さん)。

乗らずとも「エンジンの威厳を物語る長大なボンネットは他に類を見ない存在感」(佐藤さん)なうえに、「洗練されたスタイリングも他では得がたい」(大谷さん)から、「新時代を表しながらヘリテージのモデルを彷彿する絶妙なデザイン」(村山さん)と絶賛されて当然か。

「10カ月間、いろいろなクルマに乗ってみたが、未体験なのがフェラーリ」という編集長、なんでもいいから早く乗ってみて!

文=西川淳



■フェラーリ12チリンドリ(スパイダー含む) 
全長×全幅×全高=4733×2176×1292mm。ホイールベース=2700mm。車両重量=1560kg
6.5リッターV12は最高出力830ps/9250rpm、最大トルク678Nm/7250rpmを発生、デュアルクラッチ式8段自動MTを介し、後輪を駆動する。車両価格=5674万円~

■フェラーリ12チリンドリには11人が投票!
139pt/九島20pt+西川20pt+小川18pt+山崎16pt+桐畑15pt+佐藤13pt+大谷11pt+藤原11pt+島下4pt+永野3pt+村山1pt+EPC7pt

■12チリンドリに投票した上位5名のジャーナリストの「マイホット20」はこちらでチェック!

「1位はポルシェか、フェラーリか?」九島辰也
「還暦記念は真っ赤なスポーツカーがいい!」西川淳
「これこそ自分がずっと好きだったBMW!」小川フミオ
「人生の中でこういうクルマに出会えるの本当に幸せだ」山崎元裕
「これぞ正統派の美形スポーツカー 独特の色気は他車を圧倒」桐畑恒治

(ENGINE2025年9・10月号)

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