2025.12.08

CARS

いま乗っておくべき価値がある絶品エンジン!総合15位は911よりピュアな存在のポルシェ【2025年買いたいクルマBEST 20】

911よりコンパクトで動きが軽快。

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46名のジャーナリストと編集部員、そしてEPC(エンジン・プレミアム・クラブ)会員が加わって、2025年の今だからこそ買いたいと考える20台にポイントをつけて投票し、新車で買える注目の100台を選んだ。総合第15位にランクインしたのは自然吸気大排気量エンジンを楽しめるスポーツカーとして貴重な存在のこのクルマだ!

>>>総合16位はこちら<<<

第15位! ポルシェ718ケイマンGTS4.0 135pt

「自然吸気の水平対向6気筒エンジン+6速MTを味わえる、スポーツカーとしては911よりもピュアな存在」と藤野太一氏。



気が付けば大きくなりすぎてしまったように思える911に比べると、718ケイマンはコンパクトで軽くて動きが軽快。そこに水平対向6気筒自然吸気エンジンの官能性をドッキングしたのが718ケイマンGTS4.0である。

4気筒ターボを主力とする718ボクスターシリーズとしては例外的どころか、911シリーズにおいてもGT3系以外はターボ化された昨今において、大排気量の6気筒自然吸気エンジンを搭載する意味は大きい。

自然吸気大排気量エンジンを楽しめるスポーツカーとして貴重な存在なのだ。



藤島知子氏の「自然吸気のノンモーターで、まるで血が通っているような、有機的なドライブフィールを満喫させてくれる」、そして斎藤聡氏の「4リッター水平対向6気筒エンジンによって、シャープで滑らかな走りと独特の鼓動の強い存在感を手に入れた。エンジンはスポーツカーの貌、と言える1台」というコメントからも伝わるように、ミッドシップの走りに加え、刺激的な音とともに高回転で勢いを増すそのエンジンによって、エモーショナルで魅惑的な運転感覚をもたらしてくれる。

次期ケイマンはBEV化されると囁かれているが、だからこそ絶品のエンジンを積む“GTS4.0”にはいま乗っておくべき特別な価値があると断言できる。

文=工藤貴宏



■ポルシェ718ケイマンGTS4.0
全長×全幅×全高=4405×1801×1276mm。ホイールベース=2475mm。車両重量=1450kg。4リッター自然吸気フラット6は最高出力400ps、最大トルク420Nmを発生する。車両価格=1260万円。

■ポルシェ718ケイマンGTS4.0には9人が投票!
135pt/斎藤慎輔20pt+藤原よしお20pt+村上19pt+藤島19pt+斎藤聡18pt+藤野16pt+高平12pt+上田6pt+飯田3pt+EPC2pt

■718ケイマンGTS4.0に投票した上位5名のジャーナリストの「マイホット20」はこちらでチェック!

「これぞスポーツカーの完成形!」斎藤慎輔
「自然吸気フラット6と6段MTが色褪せることはない」藤原よしお
「人生の最後まで乗っていたいと思うスポーツカー」村上政
「もはや神! と藤島知子(自動車評論家)が絶賛」藤島知子
「これは「至福の時間」が味わえるスポーツカーだ!」斎藤聡

(ENGINE2025年9・10月号)

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