2025.10.04

CARS

アルピーヌA290ラリーがまもなくデビュー!【競技車両は約1000万円】来季2026年はワンメイク戦を本格開催へ

アルピーヌA110に続くルノーのワンメイク競技車両はこのA290だ!

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アルピーヌは、電動ラリー・カーの「A290ラリー」を、ラリー・ナショナル・ド・ランドルに投入。2025年9月のラリー・モンブラン・モルジヌでデモンストレーションを行なったA290ラリーが、いよいよ11月に実戦デビューを飾る。

優勝者はA110ラリーへとステップアップ!


この歴史あるラリー・イベントは、A290ラリーのレース・キャリアの幕開けであり、A290ラリー・トロフィーのスタートでもある。



A290ラリーのファースト・ロットで争われ、優勝者にA110ラリーのオフィシャル・ドライバーとして、フランス国内ラリーの一戦を走る権利が与えられ、その他の参加者は2026年のA290ラリー・トロフィーへの無料エントリーが可能になる。

ルノー・グループの60年以上にわたるワンメイク戦の経験に基づき、新たなフォーマットで開催されるこの戦いは、フランス・ラリーの6ラウンドで争われ、16のコンペティターが参加する予定だ。



専用セッティングのマシンが用いられ、環境フレンドリーな充電手段や技術的な補佐、現場でのスペア・パーツ・サービスが提供されるなど、技術面と競技面ともに公正さが保証される。



同時に、地域戦のA290リージョナル・トロフィーも実施。公認のラリーやヒルクライムに参戦したいひとびとに門戸を開き、競技走行への参加を促進するものだ。



ラリー・ナショナル・ド・ランドルでの賞金総額は1万9200ユーロ(約331万円)で、来季は23万6000ユーロ(約4070万円)となる予定。リージョナル・トロフィーは、4万6000ユーロ(約793万円)を争う。いずれも、5位までが入賞となる。

なお、このA290ラリーのエントリー車両の価格は5万9900ユーロ(約1033万円)である。

さらに、ほかのフォーマットの競技も検討中とのこと。電気自動車による新たなコンペティションの今後に注目したいところだ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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