2025.10.12

CARS

ディーゼルエンジン搭載車5モデルに新たなグレードを設定!長距離運転するユーザーにおすすめのマツダのラインナップ

クリーンディーゼル車5モデルに新たなグレード「XD Drive Edition」を設定

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マツダは、クリーンディーゼルエンジンを搭載する5車種に「XD Drive Edition」などを追加。10月9日から(CX-80は10月29日から)予約受付を開始し、10月上旬以降順次販売を開始する。

人気の組み合わせをグレード化してモデル体系などを整理

新たに設定される「XD Drive Edition」は、黒基調のエクステリアと本革シートを採用したインテリアにより、スポーティな世界観と力強さ・上質さを両立したグレードだ。MAZDA3、CX-30、CX-5、CX-60、CX-80にラインナップされる。

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新たに設定される「XD Drive Edition」

また、CX-60とCX-80には、XD-HYBRIDやPHEV搭載車で人気のタン内装を採用したグレード「XD Premium Sports」を追加。洗練された内装デザインとディーゼルならではの余裕ある走行性能を組み合わせ、上質で快適な移動空間を実現している。

あわせて、グレード体系を見直し、MAZDA3とCX-30ではマツダコネクトの操作性向上をはじめとした改良も行われている。

各モデルの変更点は?新グレードの装備や変更されるポイント

今回新たに設定される「XD Drive Edition」の装備や変更されるポイントは以下のとおりとなっている。

MAZDA3はグレードの変更とマツダコネクトの改良がされる

マツダ3セダン

・ファストバックとセダンに新グレード「XD Drive Edition」を追加:主な装備は、レザーシート(ファストバック:黒革・赤革、セダン:黒革)、ドアトリム(合成皮革)、アルミホイール(ブラック)、ドアミラー(ブラック)、シグネチャーウィング(セダン:ブラック)

・グレード体系の変更:「XD/20S Black Selection」「15S Retro Sports Edition」「15C i selection」を廃止

マツダ3ファストバック

・マツダコネクト操作性改善:「20S/XD S Package(オプション無し車)」除く全機種でApple CarPlay/Android Autoタッチパネル機能追加(10.25インチセンターディスプレイ)

CX-30はグレードの追加や変更・マツダコネクトの改良・内装色変更・燃費性能向上

・新グレード「XD Drive Edition」の追加:主な装備=レザーシート(黒革・白革)、ドアトリム(合成皮革)、アルミホイール(ブラック)、ドアミラー(ブラック)、シグネチャーウィング(ブラック)

・グレード体系の変更:「XD Black Selection」廃止

CX-30

・マツダコネクト改良:「XD S Package(オプション無し車)」除く全機種でApple CarPlay/Android Autoタッチパネル機能追加(10.25インチセンターディスプレイ)

・内装色変更:「20S i Selection」「20S Touring(布シート)」「XD S Package」の内装色をネイビーブルーからブラックに変更

・燃費改善:「XD S Package」「XD Drive Edition」「XD Retro Sports Edition」の燃料噴射制御の見直し等により、1.8Lディーゼルエンジンの燃費を改善(2WD:19.5km/L→20.2km/L、4WD:18.7km/L→19.2km/L)

CX-5は新グレードの追加やグレード体系などの見直し

・新グレード「XD Drive Edition」を追加:主な装備=ドアミラー(ピアノブラック)、シグネチャーウィング(ブラッククローム)、フロントグリル(縦基調/ピアノブラック)、アルミホイール(19インチブラックメタリック塗装)

CX-5

・価格変更:「XD Sports Appearance」の価格を変更し、選びやすい価格設定へ

・グレード体系の変更:「Retro Sports Edition」「Field Journey」を廃止

CX-60は新しいグレードを3種を追加して体系を見直し

・新グレード「XD Drive Edition」の追加:主な装備=レザーシート(グレージュ/ブラック)、ドアミラー(ピアノブラック)、シグネチャーウィング(ブラッククローム)、フロントグリル(ハニカムタイプ/ピアノブラック)、アルミホイール(20インチブラックメタリック塗装)

CX-60

・新グレード「XD Drive Edition Nappa Leather Package」を追加:主な装備=ナッパレザーシート(ブラック)、ドアミラー(ピアノブラック)、シグネチャーウィング(ブラッククローム)、フロントグリル(ハニカムタイプ/ピアノブラック)、アルミホイール(20インチブラックメタリック塗装)

・新グレード「XD Premium Sports」の追加:XD-HYBRIDやPHEV搭載車で人気の高いタン内装を採用した新グレード

・グレード体系の変更:「XD SP」「XD L Package」「XD Exclusive Mode」廃止

CX-80は3つの新グレードを追加し一部グレードを廃止

・新グレード「XD Drive Edition」追加:主な装備=レザーシート(グレージュ/ブラック)、ドアミラー(ピアノブラック)、シグネチャーウィング(ブラッククローム)、フロントグリル(ハニカムタイプ/ピアノブラック)、アルミホイール(20インチブラックメタリック塗装)

CX-80

・新グレード「XD Drive Edition Nappa Leather Package」の追加:主な装備:ナッパレザーシート(ブラック)、ドアミラー(ピアノブラック)、シグネチャーウィング(ブラッククローム)、フロントグリル(ハニカムタイプ/ピアノブラック)、アルミホイール(20インチブラックメタリック塗装)

・新グレード「XD Premium Sports」を追加(ベース車:「XD Drive Edition Nappa Leather Package」):XD-HYBRIDやPHEV搭載車で人気の高いタン内装(6人乗りセンターコンソール仕様)を採用した新グレード

・グレード体系の見直し:「XD」「XD S Package」「XD L Package」「XD Exclusive Mode」廃止

CX-60(タン内装)

クリーンディーゼル車のグレード追加や変更によって、人気装備が標準化されたモデルを選びやすくなった。

ディーゼルエンジン搭載モデルは、長距離ドライブに適しているクルマだ。電動化によって、内燃機関のラインナップが減っている今だからこそ、長距離運転するユーザーが選びたいクルマといえるだろう。

他メーカーが電気自動車を続々と発表しているが、マツダは日本市場では内燃機関を中心としたラインナップとなっている。マツダが、いつどのような形で動きを見せるのか。ジャパン・モビリティ・ショー2025の開催が迫る中、マツダの電気自動車に関する動向も見逃せないトピックといえるだろう。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)
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