2025.11.05

WATCHES

思いを馳せながら愉しめるキューブが回る時計!ルイ・ヴィトン タンブール タイコ スピン・タイム エアー アンティポード

和太鼓にちなむ新しいケースデザイン「タンブール タイコ」も印象的なルイ・ヴィトン タンブール タイコ スピン・タイム エアー アンティポード

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猛暑酷暑の夏が去り、風はすっかり秋色。エンジン時計委員のうち複数名が、年後半に長めの海外休暇もしくは取材に出るという。ならば、と今月は「旅」をお題に自ら手に入れたい、あるいはお薦めの一本を選んでもらった。

旅のロマンを表現したインドア派の時計

基本的に出不精なので、休日になってもどこかに旅に行きたい!とは思わない。しかし幼少期から地図が好きなので、地図帳や地形図を眺めるのは好きだし、旅行記を読むのも好き。

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代表的な「スピン・タイム」に焦点を当てた今年、とりわけ注目は独創的な「アンティポード」。分針とイエローのポインターでローカルタイムを示す一方で、世界地図のディスクを取り巻くスピン・タイム機構の12個のキューブによって昼夜表示付きのワールドタイムを示すという仕組みだ。

今はグーグルマップやYouTubeも加わり、バーチャルな旅を積極的に楽しんでいる。つまりは「アームチェアトラベリング」こそが、自分にとっての理想の旅の楽しみ方でもある。となると旅の時計も、それほど機能性は重視しない。むしろ旅のロマンを掻き立ててくれる、美しい時計を求めている。

だからルイ・ヴィトンがつくる旅の時計が好きなのだ。このモデルでは、都市が書かれたキューブがクルッと回転するワールドタイム機構を開発。キューブ上の都市名は、ブルーの表示が午後で、グレーの表示が午前となり12時間ごとに切り替わる。

18Kゴールド製ローターを配したムーブメントの周囲にワールドタイム表示の回転式キューブ。裏面に広がる光景も唯一無二。

実用的な旅の時計はたくさんあるが、自宅のソファでのんびりしながら、異国に思いをはせる。そんなひと時には、こんな優雅な時計が似合うのだ。

問い合わせ=ルイ・ヴィトン クライアントサービス Tel.0120-00-1854

文=篠田哲生

(ENGINE2025年11月号)

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