2025.12.23

CARS

クラシック・ディフェンダーにいまさら新色が設定?【約4000万円!】現行ディフェンダー・オクタのボディ・カラーが選択可能に

4000万円の価値があるか? 最新のオクタと同様の仕立てのクラシック・ディフェンダー登場!

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ランドローバー・クラシックが「クラシック・ディフェンダーV8」のレストモッド・モデルに新色を設定。なんと初代V8で、最新V8搭載車である現行の「ディフェンダー・オクタ」の専用ボディ・カラーが選べるようになった。

最新の「オクタ」仕上げがレストモッド・ディフェンダーでも可能に


選択できるボディ・タイプは、90/110のステーションワゴンと、90のソフトトップ。追加されたのは、オクタ専用のペトラ・カッパー/フェロー・グリーン/サルガッソー・ブルーに、オクタ・ブラックのナルヴィク・ブラック、そしてパタゴニア・ホワイト。

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既存のボラスコ・グレー/カルパチアン・グレー/シャラント・グレーとともに、カラー・リストに並ぶこととなる。

色合わせから最終研磨まで、レストモッドの「クラシック・ディフェンダー」の塗装にはおよそ300時間が費やされる。全色ともグロス仕上げのほか、現行の「ディフェンダー・オクタ」のマット・プロテクティブ・フィルムと同じ色調を再現したサテン仕上げを選択できる。



オプションでは、オクタに似たグロス・ブラックで、開口部を最大化したグリルや、チョップド・カーボンのボンネット・ロゴが設定される。





内装も、バーント・シエナのセミアニリン・レザーに加え、オクタ・ブラックのエボニー・レザーや、オクタに設定されるカーキ・グリーン/ライト・クラウド/ルナの3色のウルトラ・ファブリックが選択可能。



手仕上げのヒーター付きレカロ・シートも用意され、ランドローバー・クラシックのデザイン・チームがステアリングホイールやシフト・レバー、ダッシュボード、ヘッドライニングやドア・トリムとの色合わせを行う。



「クラシック・ディフェンダーV8」のエンジンは、405ps/515Nmを発生する5.0リットルで、トランスミッションはZF製8段AT。サスペンションはビルシュタイン製ダンパーに、専用レートのアイバッハ製スプリングやスタビライザーを専用開発した。16インチか18インチのホイールは、オプションで5タイプと11の仕上げが選べる。ブレーキはディスクが前335mm/後300mm、キャリパーが前後ともアルコン製4ポットだ。

価格は19万ポンド(約3976万円)からと、新車の「ディフェンダー・オクタ」をはるかに凌ぐが、継続的に展開している上に、仕様拡充を図っているのは、人気の高さゆえだろう。



なお、2025年10月には日本でも2台限定で特別仕様車が販売され、その価格は6400万円だった。替えの効かないクルマだということは十分に理解できるのだが、それにしても驚きのプライスだ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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