2026.01.17

CARS

“パンダトレノ”がモチーフの「ネオ86」は固定ライトが基本形!?【価格は86万円!】温故知新のリトラ風「トヨタ86(ZN6)」カスタム【東京オートサロン2026】

初代「トヨタ86」が“パンダトレノ”に大変身するキットは86万円!

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見慣れない、しかし懐かしさを感じさせるリトラクタブル・ヘッドライト(風)のスポーツ・クーペに、東京オートサロン2026の北ホールで出会った。いまどき少なくなった四角いオレンジのマーカーや黄色いフォグ・ライプ、そして白黒デュオ・トーンの塗装が、何をモチーフにしているかは一目瞭然。その名も「ネオ86」と銘打ったそれを生み出したのは、国産スポーツ系を中心に、エアロパーツやボディキットの開発・販売を手掛けるリザルトジャパンだ。

ベースは安価で数もある初代「トヨタ86」!


ベースはZN6こと「トヨタ86」で、再現しようとしたのはハチロクことAE86型の「スプリンター・トレノ」。現在の和製旧車ブームに火をつけた一端なのは間違いないが、かつては走り屋が腕を磨くために走り込んだクルマ。程度のいい個体はもちろん、まともに走るものも希少になり、価格も高騰している。そこで、値がこなれたZN6で、ハチロクの楽しさを体感できる一台を目指した、というのがコンセプトだ。

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ボディ・キットは、ヘッドライトまわりとボンネット、前後バンパーとフェンダー、ドア・パネルとサイド・スカート、そしてダック・テールタイプのトランク・スポイラーが含まれる。全幅は、フロントが55mm、リアが75mm、それぞれワイド化されている。



会場ではプレ・オーダーが実施され、価格は86万円とされた。ホイールはここに含まれないが、レーシングサービス・ワタナベのエイトスポークRタイプは、往年の走り屋仕様に倣うなら定番と言えるチョイスだ。



気になるのは、このライトが実際にリトラクタブルなのかどうか。リザルトジャパンのSNSでは、開発中の開閉機構を映した動画も公開されているが、ライトを展開する状態で車検を取得する予定なので、国内向けは基本的に固定式となる。そのため、オプションで追加可能な開閉機構については公道使用不可となる見込みで、リトラの開閉でかなり加速が変わることを実感している身としては、ちょっと残念に思える。展開時のライトまわりは、車検における外部突起物の基準を考慮してデザインされているという。



いまやハチロク人気の中心は“パンダトレノ”なだけに、会場でもネット上でも注目度が非常に高かった「ネオ86」。個人的なことを言えば、AE86現役当時は赤と黒のカローラ・レビンに憧れたので、トレノへの思い入れは薄いが、長年リトラの愛車と生活を共にしているので、このスタイルを現代に蘇らせようというチャレンジには、素直に拍手を送りたい。

文=関 耕一郎 写真=神村 聖/ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)

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