2026.02.24

CARS

3年間で4車種を投入する「ポールスター」! スタイリッシュな北欧ブランドの日本上陸はあるか

ヨーロッパでは確かに存在感を示している「ポールスター」だが?

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ボルボから派生した「ポールスター」が、今後3年間に投入する新型モデルの展望を公表した。近く発売されるモデルを含め、4車種の概要が公開されている。

レーシング部門から独立し約10年でフルラインナップ構築


ボルボ系のレーシーング・チームから高性能車部門を経て、独立ブランドとなったのは2017年。日本では未導入ということもあり、今だボルボのスポーツ・モデルのイメージが強い。



処女作である「ポールスター1」にしても、ボルボのコンセプト・クーペを焼き直したプラグイン・ハイブリッドの2+2クーペだった。



しかし、2020年のポールスター「2」以降は電気自動車専門のブランドに。セダン・タイプの5ドアCセグメントである「2」に続き、2022年に大型SUVの「3」、翌年にはクーペSUVの「4」を投入した。2025年には、4ドアGTと定義するDセグメントのセダン・タイプ、「5」も公開している。



この「5」が、まずは2026年夏にデリバリーを開始する。



プラットフォームは新開発のPPAことポールスター・パフォーマンス・アーキテクチャーで、アルミ接着工法の軽量な車体による高いパフォーマンスと、ラグジュアリーな仕立てを併せ持つ、ブランドの象徴的なモデルになるという。



続いて、第4四半期には現在のベストセラーである「4」にバリエーションを追加。チラ見せしているリア・ビューは、既存モデルにはないリア・ウインドウが確認できる。



クーペ・スタイルではないコンベンショナルなSUVとなることを示唆している。



2027年の早い時期には「2」がフルモデルチェンジ。これまで19万台以上を販売し、ブランドの基盤を築いた小型セダンは、第2世代でもポールスター成功の鍵を握るモデルとの期待がかけられている。



そして2028年には、プレミアム・コンパクトSUVの「7」を投入。コンパクトSUVは、欧州のSUV市場において最大シェアのセグメントで、2025年のBEV販売台数では1/3を占めるという。それだけにポールスターは、欧州で生産しつつも魅力的な価格で、高いパフォーマンスを提供すると意気込んでいる。



2026年はさらに、新型ロードスターのポールスター「6」も登場する予定。2022年に発表したプロトタイプ“LAコンセプト”の市販版は、発売まで4年ものスパンがありながら、500台限定の販売枠が1週間ほどで埋まった。その製造完了後には、標準仕様の生産をスタートする計画も、4年前には明言。





今回の発表ではとくに言及されていないが、こちらの続報も気になるところだ。

なお、お気付きかもしれないが、車名の数字は車格に関わらず、登場順に割り振られている。この命名法も、なかなか個性的だ。



欧州にも増して電気自動車の普及が伸び悩む日本では、上陸は当面望めそうにないポールスター。しかし、車種を選抜して投入すれば、ボルボとは異なる顧客層を振り向かせるポテンシャルもありそうなブランドだ。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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