2026.05.10

CARS

大型ミニバンは顔が命 新型日産エルグランドとアルファード&ヴェルファイアのフロントマスクを見比べてみる

発売が迫っているのでは? と言われている新型日産エルグランド。標準仕様の正式発表を前に、オーテックバージョンをはじめとする日産モータースポーツ&カスタマイズが手掛けるカスタマイズモデルについてもその概要が明らかになった。新型エルグランドの購入を考えている人にとっては、今回オーテックバージョンがどのようなデザインになるのか気になっていたに違いない。

5モデルの顔を見比べる


そこで今回は出揃った新型エルグランドの2モデルと最大のライバルであるトヨタ・アルファード&ヴェルファイア、さらにレクサスLMのフロントマスクを見比べてみたいと思う。

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メタル調エアロをアピール


まずは新型エルグランドの標準仕様とオーテックバージョン。大雑把に言うと、オーテックバージョンは標準仕様のエアロバージョンと呼べるモデルだ。前後バンパーおよびボディサイドの下部に張り出しの大きなパーツを新たに追加。しかも、それらをメタル調にすることでその存在を強調している。ボンネットに配される「ELGRAND」のロゴもダークグレーの標準仕様に対してメタル調に変更。標準仕様とは異なるメタル調の別デザインを採用するなどフロントグリルの意匠も異なる。

オーテックバージョンのフロントマスクは、標準仕様と比べるとメタル調のパーツが増えたことで、大型ミニバンらしい精悍なイメージが明らかに強まっている。アルファードっぽいと言った方がいいだろうか(笑)。派手になったとも言えるが、今回写真が公開されたブラックのボディカラーの場合だとまとまりが良過ぎて迫力に欠けると思う人がいるかもしれない。そういった層には、オーテックバージョンくらい押し出しの強いディテールを有している方がウケはいいだろう。



押し出しの強さが特徴


フロントマスク全体がフロントグリルとなっているトヨタ&レクサスの3兄弟はいい意味でも悪い意味でも押し出しの強さが特徴だ。フロントマスクの下部に車幅一杯のボディ同色パネルを配することでバンパー風の意匠を採り入れ、従来の自動車らしさを残すエルグランドとは一線を画すデザインだ。エルグランドのフロントマスクは抑制が効いているというか、トヨタ系の3モデルよりは控えめに見える。台数が増えたこともあるが、アルファード&ヴェルファイアの圧の強さを疑問視する層から支持を得られる可能性は大だ。





トヨタ系3モデルについてはすでにいろいろな意見が飛び交っているが、そのなかでも、とくに異彩を放つのがLMである。レクサスブランドとして、トヨタのアルファード&ヴェルファイアとはしっかり差別化を行わなければならないこともあって、押し出しだけでなくグリル内に奇抜な意匠を採り入れるなど、独自色がかなり強い。その甲斐あって、アルファード&ヴェルファイアと見間違えることのないLM独特の雰囲気を醸し出すことに成功しているが、3モデルのなかでも好き嫌いがより分かれるデザインと言っていいだろう。

これまでほぼトヨタ系3モデルの戦いだったと言っていい大型ミニバン市場でエルグランドが復活できるか。もちろんフロントマスクだけで決まることではないが、その評価が大きな成功のカギになる可能性はそこそこ高いと思われる。



文・編集=新井一樹 写真=日産自動車、日産モータースポーツ&カスタマイズ、トヨタ、レクサス

(ENGINE WEBオリジナル)

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