2026.07.28

CARS

その名は“超ド級”の由来そのもの! アストン・マーティンの戦闘SUV!?「ドレッドノート」が公開へ

この顔は往年の「アストン・マーティンV8」の新解釈!?

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英アストン・マーティンが、実在しないバーチャル・カーである「ドレッドノート」を発表した。このクルマが走る舞台は現実の道路ではなく、2026年10月23日発売のシューティング・ゲーム「コール オブ デューティ:モダン・ウォーフェア4」の戦場だ。

“ド級”の名を持つのにふさわしいSUVとは?


「ドレッドノート」は、ゲーム開発元のインフィニティ・ワードおよびアクティビジョンとの共同開発により誕生した、完全にデジタル空間だけに存在する軍用仕様のSUV。



物理的な制約から解放されたアストン・マーティンのデザイン・チームが、ハイ・パフォーマンス・スポーツカーのDNAを軍用SUVへと大胆に翻訳した。フロントに搭載されるV12の轟音とフルタイム4輪駆動システム、装甲技術、戦場の状況に適応する統合戦術システムまでを、一台のバーチャル・カーに詰め込んでいる。



この“ドレッドノート”という言葉は、20世紀初頭に登場したイギリス海軍の戦艦、HMSドレッドノートが由来。この艦は当時としては革新的な単一巨砲による武装と蒸気タービンによる推進を備え、従来の戦艦を陳腐化させ、まったく新しい艦種の基準をつくり上げた。以降、この艦にちなんで生まれた高性能戦艦群は“ド級艦”、さらにそれを上回る性能を持つ艦は“超ド級艦”と呼ばれるようになる。



日本語で規格外の存在を指す超ド級という言葉のルーツは、まさにこの戦艦の名から。予備燃料タンクや専用の武器収納スペースといった、実車のアストン・マーティンにはまずお目にかかれない装備が用意されているという点から見ても、この名はふさわしいかもしれない。



「ドレッドノート」のエクステリアはチルターン・グリーンをまとい、外装にはヘリンボーン柄を織り込んだカーボン・ファイバーを採用。2ドアのハイトの高いボディに、いかにも悪路走破を意識したごついホイールとオフロード・タイヤを組み合わせる。



インテリアにはオックスフォード・タン・レザーのインストゥルメント・パネルやドア、メタリック・ゴールドのシフト・レバーなど、ラグジュアリー・ブランドらしさも忘れていない。



チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレック・ライヒマンは、想像力だけが制約となる状況で「アストン・マーティンとは何か?」を再定義する挑戦を存分に楽しんだと振り返り、ニューヨークの街並みからムンバイの雨に濡れた道まで、あらゆる環境で本物らしく息づく一台を目指した、と語っている。



そのフロント・マスクの造形は、往年のアストン・ファンなら思わずニヤリとするかもしれない。左右端および中央の計4つのライトと、彫りの深いボンネットの盛り上がりが特徴的なこの顔つきは、1970〜80年代のウィリアム・タウンズが手がけた4灯ライトの“アストン・マーティンV8”を思い起こさせるからだ。アストン・マーティンがただただゲームのためにデザインを手がけるとは考えにくく、「ドレットノート」のスタイリングは、次期「DBX」など次世代のアストンのティーザーと考えるべきなのかもしれない。



「ドレッドノート」は、ゲーム内の主要スポットに登場するほか、米ニューヨークで開催されるファナティクス・フェストの会場では実物大モデルも展示。なお「コール オブ デューティ:モダン・ウォーフェア4」は10月23日にプレイステーション5やPC、任天堂スイッチ2など向けに世界同時発売となる。

文=上田純一郎 写真=アストン・マーティン

(ENGINE Webオリジナル)

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